2009年4月30日木曜日

Let me get this straight.

今日は「ゴシップガール」です。全米でシーズン2の放送が終了間近となっているゴシップガールですが、スピンオフが出来るかも!?という状況のようです。スピンオフ候補となるのは、セリーナ(ブレイク・ライブリー)のママ、リリー(ケリー・ラザフォード)のティーンの頃を描いたドラマ。5月11日にパイロット版にあたる、「Valley Girls」というエピソードが放送されるらしく、そこで評判がよければシリーズ化されるっぽいです。ちなみに主人公、リリーを演じるのは映画「ヘアスプレー」などに出演していたブリタニー・スノウ(Brittany Snow)です。尚、このパイロット版に私が大好きなバンド、No DoubtがSnowed Outという80年代のバンドという設定でゲスト出演するらしく、わたし的にはそっちの方が楽しみだったりします。

さて、そんな「ゴシップガール」から今日取り上げるのは、下の動画40秒辺りのこちらの表現。




"Let me get this straight."


新しい彼、ガブリエルが仕事に夢中でディナーすら一緒に出来ないのと嘆いているセリーナ。そんなセリーナにブレア(レイトン・ミースター)は「カジュアルな付き合いなら、別に何も期待できなくない?結婚するわけじゃないんだし」(Well,if it's casual like you say,no strings. Then what do you expect? It's not like you're gonna marry the guy.)と言います。それに対してセリーナは「実は結婚した・・・んだよね。ある意味。」(I kind of did marry him.)と衝撃発言。酔っ払って調子に乗ってしただけで、効力はない(We got carried away. I talked to cyrus. He said it doesn't count. )って言ってますが・・・。(笑)ていうか、まだ高校生なんですけどー!!って感じなんですけど。

とにかく、そこでブレアが発しているのが今日取り上げたセリフ。Let me get this straight. で「このことをはっきりさせたい」とか「はっきり言わせてね」とか「これまでのところを整理したい」とかいう意味になります。この場面だと、ブレアがLet me get this straight. He goads you into making the ultimate commitment, and now he can't stick it out through a whole dinner? と言っているので、「じゃ、ちょっと整理させて。彼、セリーナに結婚を迫っておきながら、今は(忙しくて)ディナーすら一緒に出来ないっていうこと?」って言っている感じになるのかなと思います。

get ~ straight で「~をはっきりさせる」「~をちゃんと理解する」「整理する」といったような意味だし、Let me ~ は「私に~させて」っていう表現なので、この2つがくっついている感じの表現ですよね?でも、こうやって分解して覚えるのも、イマイチ面倒なので、Let me get ~ straight っていう形で丸ごと覚えてしまえばいいと思います。この形で聞くことがとても多いので。

ちなみに上の動画にもう1回、Let me get this straight. が出てきています。6分50秒辺りです。そちらもブレアがセリーナに、ガブリエルがセリーナとの関係をコミットしてない感じなのにそれでいいの?と、セリーナを問い詰めているシーンで使われていますので合わせてチェックしてみて下さい。

もう1つくらい、例を見ておこうかと思いますがはめ込める動画が見つけられなかったので、リンクですみません・・・。下のリンクの動画から、4分35秒辺りです。この動画、ドラマではありませんが映画「ハードキャンディ」からの1シーン。「ジュノ」で有名になったエレン・ペイジ(Ellen Page)主演のこちらの映画。私、この映画大好きでそれこそセリフ覚えるくらい何度も見たので、そういえばこの映画に今日の表現、使われていた気がするーと思ってYouTubeで探してみた感じなんです。って余談でした(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=qUMSjZIpZow

エレン演じるヘイリーが、ネットの出会い系で知り合ったジェフを縛り上げているこのシーン。ジェフが「僕のことずっとストーキングしてたのか?」(You've been stalking me?)と聞いたのに対して、ヘイリーがAll right. Let's get this straight. と言っています。この後ろには「私のことずっとストーキングしてたのはそっちでしょ」(You have been stalking me.)と続いているので、ここのLet's get this straight. は「ちょっと話をはっきりさせようか?」って感じでしょうかね。にしても、エレン・ペイジ、女優さんですよね~。この演技!圧巻ですよね!?この映画自体も超面白くて私、大好きです!!おススメなので敢えてストーリーをあまり書かないようにしたので(笑)、是非ご覧になってみてください!!

さて、こんな感じでこの表現もかなりよく聞く表現です。上の使い方の例など見ながら、目と耳から丸ごと覚えてしまうと良いと思います!

ちなみにこれと似た形で、set the record straight という表現もあります。get ~ straight と構造が同じですよね!?これで、「白黒はっきりさせる」とか「事実関係を明確にする」といったような意味になります。ドラマではないんですが、ハリウッドセレブニュースを伝える動画でこの表現が聞けたので、そちらも動画貼っておきます。1分17秒辺りです。



Finally, Miley Cyrus is setting the record straight about what she calls "a stupid rumor". (マイリー・サイラスがついに「バカげた噂よ」と言っていたことについて、事実関係を明確にした)って言っていると思います。元彼、ジョナス・ブラザーズのニック・ジョナスと2人でランチをしたことで、ヨリを戻したのでは!?と言われていたことに対して、そんなことないよー!!って否定したってことらしいです。似た表現なので合わせて覚えておくと良いかなと思います。



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