2009年5月18日月曜日

My head is killing me.

海外ドラマを見ていて「あ、この曲よく挿入歌として使われてるな~」って思うことはちょくちょくあるんですが、そんな中でもわたし的にかなり頻繁に聞くのが「Hallelujah」(ハレルヤ)って曲。色んな人が歌っているパターンがあるんですけど、とにかくかなり色々なドラマで使われています。私の記憶の限りだけでも、「アグリー・ベティ」「ER 緊急救命室」「Lの世界」「The O.C.」辺りのドラマで使われていました。中でもインパクトが強かったのは、「The O.C.」かな。やっぱり。マリッサ(ミーシャ・バートン)が事故で死んでしまうシーンで使われていました。覚えている人も多いんじゃないかな。「どんな曲ー??」って思った人はその「The O.C.」のシーンの動画で確認してみてくださいね。



さて、そんな「The O.C.」から今日取り上げるのは下の動画、1分31秒辺りのこちらのセリフ。




"My head is killing me."


アレックス(オリヴィア・ワイルド)のところへ訪ねて行ったセス(アダム・ブロディ)ですが、二日酔いのアレックスはつれない様子で「質問には今夜全部答えるから」って感じです。そこでアレックスが言っているのが今日取り上げたセリフです。

kill って言えば「殺す」とかI'm just killing time. とか言えば「(時間を)つぶす」といったような意味が有名かなと思うんですが、ここで使われているkill は「ひどい苦痛を与える」「死ぬほど苦しませる」と言ったような意味になるパターン。My head is killing me. で「頭が死ぬほど痛い!」って感じです。I have a headache. (頭痛がします)って言うよりも"死にそうに"痛い、みたいな感じで痛さが本当にひどいんだよ~って感じがする表現ですよね。

これも使い方を覚えておくと便利な表現かなと思います。一応もう1つくらい他の例を見ておきますね。「Lの世界」から2分51秒辺りです。



アリス(レイシャ・ヘイリー)がきっかけでパピ率いるチームとバスケの試合をすることになった面々。相手が強敵で圧倒されているんですが、一応バスケ経験者のベット(ジェニファー・ビールズ)中心に何とか頑張っています。相手に囲まれたキット(パム・グリア)に対して、「動いて!!」(Move your ass!!)と声をかけているベットにキットが言っているのがこちら。

I can't!! I can't run!! My shoes are killing me!! (無理!!走れないの!!靴が痛すぎるんだもん!!)先日書いたgrab の使い方のエントリーで取り上げた動画で、自分のサイズよりも小さいサイズの靴を買ってしまったキットなので(笑)、サイズが合わなくて足が痛いんですね。これ、私もヒールを履いている日とかに「足、痛いー!!」っていう時なんかに、My shoes are killing me!! ってよく使ってました。

このバスケのシーンはそれにしても面白い!!ムダに叫んでいるアリスとか、仲間割れしてるティナ(ローレル・ホロマン)とベット(ジェニファー・ビールズ)とか、ボールを抱えて走ったり、コーヒーカップ持ったまま試合に参加しているジェニー(ミア・カーシュナー)とか(笑)。ちなみにこのコーヒーカップシーンは朝早くからバスケの練習をさせられたミアが、実際にコーヒーを持っているのを忘れて練習を始めたところ、ディレクターから「ミア、コーヒーカップは置いてもらえる?」って言われたのがきっかけで、実際のシーンにそれ、取り入れたら面白いんじゃない!?ってことでシーンとして作られたそうです。

それから、ヘレナ(レイチェル・シェリー)が後ろ向きにフリースローを投げて見事ゴールを決めてますけど、これも実際にレイチェルが投げたボールが本当にゴールに入ったらしくて、周りのみんながゴールを喜んでいるリアクションは、100%本物のリアクションらしいです。そう言われて見ると確かにみんなマジ喜びしてますよね(笑)。

と、相変わらず脱線が多くて申し訳ないんですが、このkill の用法はわたし的にかなり使い勝手が良いので、覚えておくと役に立つと思います!!


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