今日は「ゴシップガール」です。このドラマでブレア役を演じているレイトン・ミースター(Leighton Meester)ですが、元々歌がウマイ!っていうのは有名で歌手デビューするのでは?と言われていたんですが、CDデビューが決定したようです。リークされたデビューシングルは「Birthday」という曲。音源を貼っておくので是非聞いてみて欲しいんですが、レイトン、しゃべっている時の声と歌声にかなりギャップがあります。いい意味で。このデビュー曲はポップな感じですけど、私は個人的にもっとロックっぽい歌の方が声質に合いそうなのになぁ~って思います。
さて、そんな「ゴシップガール」から今日取り上げるのは下の動画33秒辺りのこちらの表現です。
"I'm gonna wait for my daughter to come to me, and then I'm gonna ground her until she's 25."
セリーナ(ブレイク・ライブリー)とエリックのママ、リリーとダン(ペン・バッジェリー)とジェニー(テイラー・モムセン)のパパ、ルーファスが、エリックとジェニーについて会話をしているシーン。リリーはエリックがゲイであることに気づいていなかった自分を嘆いています。一方のルーファスもジェニーの子育てに悩み中。そこで、リリーから「あなたはどうするの?」(And what about you? What are you gonna do?)と聞かれたルーファスが言っているのが今日取り上げたセリフです。
ポイントはground です。ground と言えば「地面」という意味がまず思い浮かぶかもしれませんが、海外ドラマでとってもよく出てくるのは今日取り上げた意味でのground です。意味は「外出禁止にする」「自宅謹慎させる」という意味。ということで、ルーファスは「ジェニーが帰ってくるのを待って、戻ってきたら25歳まで外出禁止にするよ」って言っている感じになります。
他の例も見ると使われ方がわかってくると思うので、他の例も見てみましょう。まずは「ブラザーズ&シスターズ」から17秒辺りです。
キティ(キャリスタ・フロックハート)が姪っ子のペイジに、結婚式でフラワーガールになってくれないかとお願いしているシーン。キティがペイジに向かってこう言ってます。So, I hear you're grounded. You know, I got grounded once. Well, I got grounded a lot more than once. (外出禁止にされたんだって?私もね、一度外出禁止にされたことがあるのよ。実は一度じゃなくて何度も、だけどね)キティがペイジを励ましているようなセリフですよね。ground が「外出禁止にする」という意味だから、ここでは受身の形になっていますよね?「外出禁止にされた」って感じです。
もう1つくらい例を見ておきましょう。昨日に引き続きローレル・ホロマンが主演している映画、「2ガールズ」から2分3秒辺りです。
ランディはおばさんに単位が足りなくて高校を卒業できない、ということを黙っていたことがバレテしまい、またイービーの家で母親が留守中に家中をぐちゃぐちゃに汚した挙句、2人でベットに居る所を見つかってしまい、2人でモーテルに逃げ込んだランディとイービー。でも家族に見つかってしまった、というシーンです。そこでイービーのママが言っているのがこちらのセリフ。Baby, you are grounded for life! (イービー!あなた、一生外出禁止よ!!)これも受身の形ですね。
という感じでティーンが出てくるドラマには必ずといっていいほど出てくるこの表現。「The O.C.」にもよく出てきたイメージです。親が子供に向かって言うシーン、もしくは子供が自分で「外出禁止にされちゃう」って言うシーンなど使われるシーンは限られてくるので、知っていれば聞き取れると思います。My mom will ground me. (ママに外出禁止にされちゃう)とかI'm gonna be grounded. (外出禁止にされちゃう)とかね。正直自分で使うことはそれほどない表現かもしれませんが、海外のお仕置きは外出禁止なのか、海外ドラマには頻出なので(笑)覚えておくと良いと思います。
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2009年5月6日水曜日
I'm gonna ground her until she's 25.
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