2009年5月10日日曜日

I know I freaked out about us the last time I was here.

今日は「セックス・アンド・ザ・シティ」です。もうこれは説明不要のガールズ・ドラマの金字塔って感じですよね。ドラマ版はシーズン6まで制作され、映画にもなり、映画も大ヒットしましたし。映画の第2弾もまだ脚本も出来上がっていない状態なのに、公開日だけは2010年5月28日に全米公開ってもう発表されてます。主人公キャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)が代理母で双子のママになる、なんてこともニュースになっていたり。ドラマは2004年に終了したけど、人気は健在。今日久々に見たんですが、やっぱり面白い!!ガールズの本音トークが満載ですもんね。「Sex and the City」を久々に見ながら、私が「Lの世界」が好きなのも、同じ発想だなって気づきました。ガールズ本音トーク。相手が男性であれ、女性であれ、ガールズの恋愛トークはやっぱり面白い!!そういえば今日見ていたエピソードに、「グレイズ・アナトミー」のベイリー先生役でおなじみの、チャンドラ・ウィルソン(Chandra Wilson)が警官役で出演してました。もうね、エキストラ並みに小さい役で。ビックリビックリ。

さて、肝心の英語ですが、これも「Lの世界」が放送されていたのがケーブル局のShowtimeで、だから制限が少なくてスラングもセックスシーンも満載だったのと同じで、放送局のHBOがケーブル局なのでF-wordを含めスラングが満載。でも女性の会話は個人的には聞きやすく、中でも主人公4人の英語は私は慣れもあるんでしょうけど、そんなに難しくないかなと思います。日常的な会話も多いので、使える表現も多いですしね。サマンサ役のキム・キャトラル(Kim Cattrall)はしゃべり方、かなり特徴ありますけどね(笑)。その昔、歌手のクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)が「サタデー・ナイト・ライブ」(Saturday Night Live)でサマンサの真似をして、それが激似だったことがあります。動画貼っておくので必見です!





さて、そんな「セックス・アンド・ザ・シティ」から取り上げるのは、下の動画1分43秒辺りのこちらのセリフ。






"Look, I know I freaked out about us the last time I was here and I wanted ..."


キャリーとビッグは、くっついたり分かれたりを繰り返しているんですが、キャリーが次へ進もうとしているところで、いつもビッグが現れてキャリーの気持ちをかき乱すので、キャリーがビッグに最後通告しているシーンです。って言っても結局映画で結婚するんだし、別に最後にはならなかったんだけど・・・。

注目したいのはfreak out です。これで「ひどくビクつく」とか「人を怖がらせる」とか言う意味になる表現。今調べたら俗語らしいんですが、これも本当に超超よく耳にする表現です。ここではビッグが「前回ここにいた時に、僕らの関係について、僕が怖気づいたのは分かっているよ、でもね・・・」とキャリーにまたしても思わせぶりな言葉をかけている感じでしょうか。ビッグってどうしていっつもこうなの??はっきりしない男は嫌いー(笑)。なのでわたし的には「よく言った!!キャリー!!」なシーンです。

ちなみにこの動画に以前に取り上げた、piss off も出てきてますね。1分33秒辺りでビッグがDid I do something to piss you off? (君を怒らせるようなこと、何かした?)って言ってますね。合わせて確認してみて下さい。

さて、freak out に話を戻しますが、これも超頻出なので他の例も見て、使われ方を色々確認してみることにします。まずは「Lの世界」から1分32秒辺りです。




シェーン(キャサリン・メーニッヒ)と関係を持ったモリー(クレメンタイン・フォード)ですが、母親とシェーンについて「シェーンは学校を卒業してないけど一緒にいたいの!」的な話をしていたのを聞かれてしまい、シェーンに距離を置かれてしまいます。が、シェーンを諦めきれないモリーはシェーンを追いかけてきて、「自分がゲイなのか、ストレートなのかはわからないけど、シェーンと一緒にいたいの!」(I don't know if I'm gay, I don't know if I'm straight, but I know that I wanna be with you.)って言ってます。シェーンは「セックスもひどかったじゃない」(We had terrible sex.)と言ってますが、そこでモリーが言っているのがこのセリフ。

No! It was great ... for me! You don't just get on a bike and know how to ride it -- same with riding a girl! So I freaked out, big deal! (そんなことない。私には素敵だった。自転車にまたがるだけで乗り方がわかるわけじゃないでしょ。女の子とHするのも同じ。だから、ビビッちゃったの。大変なことなんだよ!)この場面でも初めて女性と関係を持った時の経験を、モリーがI freaked out. って言っている感じなので、「怖かった」とか「ビビッた」とか「怖気づいた」みたいな意味になると思います。このシーンのモリーはホント必死でかわいい(笑)。言ってることも若干オタクっぽくてウケます。

さてと、もう1つくらい見てみましょうかね。女優、エレン・ペイジ(Ellen Page)が「エレン・デジェネレス・ショー」(The Ellen DeGeneres Show)に出演した時の動画から、30秒辺りです。




この日が誕生日ということで、手袋をするように言われたエレン・ペイジがこう言ってます。I'm a little freaked out. (ちょっとビビッちゃう)。見ての通りで何で手袋をしなきゃいけないか説明されていないから、ちょっと怖いって思って、こう言っているのかなって思います。にしてもエレン・ペイジは本当にfunny で頭がいい感じがしますよね。アメリカでお酒が合法的に飲めるのは21歳らしくて、この日がエレンの21歳の誕生日なのでシャンパンでお祝いしてるんですが、「お酒飲んだことない」(I've never tasted liqure before.)って言ってますね。でもエレン、カナダ人でカナダは州によって18歳か19歳でお酒解禁なので、飲んだことないわけないんですよね。だからこれも皮肉っぽく言ってる感じで、この辺、エレンのウィットが感じられるなーって思います。

とまたしても話がそれましたけど、このfreak out も海外ドラマには超頻出の表現です。いろんな例を見ると使われ方のイメージがつかめると思うので、上の動画でイメージをつかんで覚えてしまいましょう!!


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