2009年6月8日月曜日

Your secret is safe with me.

今日は「アグリー・ベティ」です。このドラマでアマンダ役を演じているベッキー・ニュートン(Becki Newton)。先日ご紹介したABC局のプロモの別バージョンにアマンダとして出ています。ちなみに共演しているのは「グレイズ・アナトミー」からスローン先生役のエリック・デーン(Eric Dane)と「ロスト」からハーリー役のホルヘ・ガルシア(Jorge Garcia)。



エリックがセクシー過ぎる&アマンダが可愛すぎる&こないだも書いたけど最後のDude, hi. が絶妙、です。ちなみにホルヘが出ているもう1つのパターンも。ホルヘ演じるハーリーがブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)の「Womanizer」(女ったらしって意味の単語です。覚えておいたら良いかも)に合わせてお掃除しながら踊っていると、人気ダンス番組「Dancing with the Stars」の審査員にジャッジされるっていうプロモ。




あ、ちなみに一昨日書いた「ロスト」にチャーリー戻ってくる!?説はあえなく否定されたらしいです・・・。チャーリー役のドミニク・モナハン(Dominic Monaghan)がプロモに出た理由は、チャーリーが「LOST」に戻るからではなく、ドミニクがABCで放送されているドラマのどれかにレギュラー出演するかららしいです。残念・・・。なんだよ、ABC。期待させておいてー!!って感じなんですけど。でも、どのドラマに!?って今度はそっちが気になるけど。

さてと本題。今日取り上げるのは「アグリー・ベティ」から下の動画、3分45秒辺りです。




"Your secret is safe with me."


ウィルミナ(ヴァネッサ・ウィリアムズ)が昔アマンダのママであるフェイ・サマーズ(ベッキー1人2役)の冴えないアシスタントだった、という隠された過去を知ってしまったアマンダ。フェイが死んでしまった後にフェイが自分の母親であると知ったアマンダなので、父親が誰かもわからなくて誰が父親なのか知らないか?とウィルミナに聞いてます。ウィルミナは「お尻にトゥイーティーのタトゥーがある男性」(I didn't see anything but the Tweety Bird tattoo on his ass.)ってことしか知らないんですけど、とにかく「フェイが妊娠したことを隠すかわりにウィルミナがワンダから変身する為の費用をフェイが全部払った」(She swore me to secrecy, and in exchange, paid for my transformation from mousy assistant Wanda into supermodel Wilhelmina.)って言ってます。

結局父親が誰かはわからなかったアマンダが「ともかく、ありがとう」(Thanks anyway.)と言ったところで、ウィルミナは「アマンダ。私はワンダを忘れるためにたくさんのことをしてきたのよ」(Amanda. I've done a lot to put Wanda behind me.)と言っています。要は自分の過去を誰かにバラしたりしないでね、って暗に言っている感じですよね。

そこでアマンダが言っているのが今日取り上げた表現です。直訳すると「あなたの秘密は私と共にいれば安全です」みたいな感じかな?この直訳からも想像がつくと思いますが、意味は「あなたの秘密は誰にも言わないわ」みたいな感じになる表現です。これもセンテンスごと丸ごと覚えちゃったら良いかも!っていう表現です。

ちなみにこの動画には過去に取り上げたget rid of が1分27秒辺りに(I thought I had gotten rid of all the pictures of Wanda.)、figure out が1分45秒辺りに(Okay, look, the only reason I was looking at old pictures of Fey is because I'm trying to figure out who my real father is.)出てきているので、そちらも合わせて復習してくださいねー。

さてと、今日の表現も他にどんな感じで使われているのか確認してみます。まずは「ER 緊急救命室」から1分6秒辺りです。



ゲイの患者について部長のロマノと話し合いを持ったキム(エリザベス・ミッチェル)。キムと同僚のケリー(ローラ・イネス)はいい感じなんですが、ケリーはゲイであることをカミングアウトすることを恐れているタイプで、キムはわりとオープンなタイプなのでその辺でよくモメてます。ここでもケリーがキムに「彼(ロマノ)に私たちのこと、何を話したの?」(What did you tell him about us?)って聞いていて、この件は自分たちの話ではなく、その患者のことだと思っているキムが半ばあきれながら、Don't worry, Kerry. Your secret is safe with me. って言ってます。これも同じですね。「心配しないで、ケリー。あなたのことは誰にも言わないわ」って感じかな。要はケリーがゲイだってことを他の人には言わないわ、ってことですね。

さて次は「ロスト」から3分5秒辺りです。



死体を運んでいることを秘密にしなければいけないマイルズですが、ハーリーに死体を見つけられてしまってます。その死体が誰かを尋ねられたマイルズは彼が死んだ時の状況や考えていたことまで説明してしまったので、ハーリーに「どうしてそんなこと知ってるんだ?」(How do you know all this?)って聞かれてます。マイルズは死人の考えていることなんかを感じられる力があって、それに気づいたハーリーが「お前、死人と話せるんだな?」(You can talk to dead people.)って言ってます。マイルズはそれには答えないんですが、そこでハーリーが言っているのが次のセリフ。

Don't worry, dude. Your secret's safe with me. You wanna know why? です。これも上の「ER」のセリフとそっくりですね。「心配するな。お前の秘密は誰にも明かさないよ。なぜだか知りたい?」って感じですね。

ちょっと似た表現も見てみましょうかね。ということで「Lの世界」から18秒辺りです。



アリス(レイシャ・ヘイリー)が知り合いのレズビアンの関係図(チャート)を作っていて、そのチャート上で何人か間に挟むと、みんな繋がりがあるっていう説を唱えているんです。そしてデイナ(エリン・ダニエルズ)もそのチャートに載せようって話してます。デイナは「これってバカげてるわ。私今までに2人としか関係を持ったことないのよ。そしてそれを口外したら、神に誓ってあんたを殺すからね」(Allright, this is ridiculous. I've only slept with two girls my whole life. And I swear to god, if you repeat that I will have to kill you.)って言ってます。

そこでアリスが言っているのが、Don't worry. Your reputation as a stud is totally safe with me. というセリフ。今まで取り上げてきていたセリフとはちょっと違うけど、secret じゃなくて、reputation がsafe with me ってなってるから、文の形としてはほぼ同じですよね?意味的には「あんたがイケイケだっていう評判は誰にも漏れないから安心して」って言ってる感じかな。アリスがデイナが2人としか経験がないことを皮肉ってイケイケだって言ってるんですかね、と思います。

ていうか、このシーンでアリスが吸ってるの、よく見たらマリファナですね・・・。さすがケーブル局のShowtime。「セックス・アンド・ザ・シティ」でもよく見かけたけど、Showtimeは「WEEDS ママの秘密」も放送しているくらいですしね。でもケーブル局のドラマでしか見たことないかなー。「ER」とかでもカーターが病院の薬でドラッグ中毒になったりってことはあったけど。アメリカのドラマはすごいですね。いろんな意味で。日本じゃありえないですもんね。

さてと、こうやってみるとDon't worry. とセットになりがちですね。「安心して」っていうのと「秘密はばらさないから」っていうのが一緒に来るのは意味を考えたら納得ですよね。いずれにせよ、今日の表現も使われている単語は難しくないし、文を丸ごと頭に入れちゃったらオッケーかなって思います。



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