2009年6月15日月曜日

You don't appreciate anything today, but I don't care.

今日は「ゴシップガール」です。このドラマ、ゴシップガールがナレーションをつとめる形でドラマが進行していってますけど、その姿の見えないナレーター、ゴシップガールの声をやっているのが前にも書いたことありますが、「ヴェロニカ・マーズ」で主人公ヴェロニカ役をやっていたクリスティン・ベル(Kristen Bell)です。ナレーターをやっているから、ってわけでもないですけどカワイイ声ですよねー。顔もカワイイけど。もうじき29歳なのに童顔だなー。そういえば「HEROES」にも出てましたよね。

「ゴシップガール」ではゴシップガールは誰なのか不明、ってことになってるし、クリスティンはナレーションだけの出演なので、彼女の「ゴシップガール」系のインタビューって見たことなかったんですけどちょうど1つ見つけたのでそちらをご紹介。このインタビューを見る限り、クリスティンがドラマの中に顔を出す可能性は今のところ低そう。「僕ら、ドラマの中で君に会える?」(Are we ever gonna see you?)って聞かれて、「そうは思わないわ」(I don't think so.)って言ってるから。そうかー。残念・・・。昔、ブレア役のレイトン・ミースター(Leighton Meester)と「ヴェロニカ・マーズ」で同じ高校に通う生徒役で共演してたし、大学生って言っても大丈夫そうなのに。クリスティンが出演している映画、「寝取られ男のラブ♂バカンス」(原題:Forgetting Sarah Marshall)もまだ見れていないので、早く見たいなー!ということで、インタビューです。そういえば「ヴェロニカ・マーズ」も「ゴシップガール」も放送局がCWだから、ヴェロニカのこともちょっと話してますねー。


さて今日はそんな「ゴシップガール」から下の動画、31秒辺りのこちらのセリフを取り上げます。



"You don't appreciate anything today, but I don't care."


チャック(エド・ウェストウィック)の父親バートが事故死してしまい、ボロボロ&自暴自棄のチャック。セリーナ(ブレイク・ライブリー)のママとバートは結婚していたから一応セリーナ一家とは家族にあたるんですが、その家族や友達のサポートも全て拒否してお葬式後に1人で立ち去ろうとしているシーンです。追いかけていったブレア(レイトン・ミースター)が「行かないで。もし行くなら私も一緒に連れて行って」(Don't go, or if you have to leave, let me come with you.)って引きとめようとしています。それに対してチャックは「気遣いに感謝するよ」(I appreciate your concern.)と言ってそのまま車に乗ろうとしてます。そこでブレアが言っているのが今日取り上げたセリフです。

注目するのは、I don't care. の部分。これで「構わない」とか「どうでもいい」「関係ない」といった意味になる表現。これも超超超よく使います。このシーンではブレアが、No, you don't. You don't appreciate anything today, but I don't care. って言っています。意味的には「今日は何にも感謝なんてしてないでしょ。でもそんなの構わないわ」って言っている感じかな。

これもありとあらゆる場面で出てくる表現なので、今日も早速他の例も見てみます。「Lの世界」から27秒辺りです。


ジェニー(ミア・カーシュナー)とカップルになったシェーン(キャサリン・メーニッヒ)。2人が関係を持ったことは秘密にしているんですが、既に気づいたアリス(レイシャ・ヘイリー)が仲間全員にメール済。さすがアリス(笑)。She has a big mouth. ですもんね。(覚えてますかー!?前に取り上げましたよね?)キット(パム・グリア)とヘレナ(レイチェル・シェリー)がオープンしたクラブ「HIT」のオープニングパーティに仲間が大集合しているシーン。

仲間が集合しているところから2階のラウンジに抜け出したジェニーとシェーンが話をしています。「友達みんなに嘘をついてて平気?」(Are you ok lying to all of our friends?)って聞くジェニーに、シェーンが言っているのが、I don't care. I really don't. It's between you and me. っていうセリフ。これも同じですね。友達に秘密にしていることについて「構わないよ。ほんとに全然構わない。これは私たち2人のことだから」って言っているイメージですね。

ま、実はみんな知ってるし、何なら上に上がっていった2人を下からみんなで大騒ぎしながら観察してるんですけどね(笑)。このみんなのリアクションもウケます!あー、シーズン6はこの第3話が断然1番面白かったなー。わたし的に。

さてこの表現もI don't care ~って形で後ろに何かが来て、~の部分について「どうでもいい」とか「関係ない」とかいうパターンもありまして。っていうかそちらの方も使われるケースが多々あって。そんなパターンも取り上げておきたいと思います。同じく「Lの世界」から1分10秒辺りです。


元パートナーのティナ(ローレル・ホロマン)と浮気したことが、今の彼女ジョディ(モーリー・マトリン)にバレてしまったベット(ジェニファー・ビールズ)。ジョディがその件について話し合いたいと言ってベットのところへ来ています。ベットは朝仕事の打ち合わせが入っていたので、そのスケジュール変更をアシスタントに電話で依頼しているというシーン。

Yes, the one with Phyllis. I don't care what you have to tell her. Just tell her I have wicked PMS, I don't know. ってベットが言ってます。これはI don't care の後ろに、what you have to tell her. がついていますよね。what 以降の部分を、I don't care だって言っているわけです。意味的には「あなたが彼女に何を言わなきゃいけないかなんて、どうでもいいわ」って感じ。このセリフ全体としては、「そう。フィリスとの打ち合わせよ。あなたが彼女に何を言わなければいけないかなんて、どうでもいいわ。生理痛がひどくて、とでも言ったら。」って感じですね。きっとアシスタントからスケジュールを変える理由を、フィリス(ベットの上司)に何て言いますか?って聞かれたんでしょうね。

ていうかその後のベットのセリフがひどいんですけどー!!「多分、フィリスは生理痛がどんなだったかなんて覚えてさえいないでしょう」(She probably doesn't even remember what that feels like.)ベット、そんなこと言うキャラだった??(笑)。

同じパターンで今度は「ロスト」から4分10秒辺りです。


島から戻ったジャック(マシュー・フォックス)達ですが、なぜかジャックがケイト(エヴァンジェリン・リリー)に「島に戻らなきゃ」(We have to go back, Kate.)って言いに行っているというシーンです。「毎週金曜にLAから東京やシンガポール、シドニーへの飛行機に乗って、着いたらお酒を飲んでまた戻ってくるってことをずっとしてるんだ。」(Every Friday night I...I fly from LA to Tokyo or Singapore or Sydney. And then I get off and I have a drink, and then I fly home.)とジャックが言っています。理由を尋ねられると、「墜落して欲しいって思ってるから」(Because I want to crash.)って。

ジャックとケイトは同じ飛行機に乗っていて、その飛行機がある島に墜落して知り合っているんですよね。そもそも。そしてジャックはその島に戻りたがっているんですね。この時点では、なんでジャックが島に戻りたいのか?とか、そもそもどうやって島から帰ってきたのか?とか一切明かされていなかったので、見てて全然意味わからーん!!と思った記憶。

話がそれましたけど、上のセリフの後にジャックが言っているのが、I don't care about anybody else on board. というセリフ。意味的には「他の同乗者のことなんて、どうでもいいんだ」って感じですね。他の搭乗者のことは構わずに、とにかく飛行機が墜落してまた島に戻れることを願っていつも飛行機に乗っている、っていうことです。

とまぁこんな感じで、非常によく使われる表現です。確か昨日取り上げた「エレン・デジェネレス・ショー」でもエレンが年齢の話をしていて、I don't care. 使っていたと思います。「年齢なんて気にしないわ」みたいな感じで。とにかく使われるシチュエーションは多々あって、耳にする機会も多いと思います。今までに取り上げた動画にもいっぱい出てきていると思いますし、これからも出てくると思うので気にしながら聞いてみると良いと思います!バッチリ覚えちゃいましょうねー!!


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