2009年6月26日金曜日

First and foremost, I have so much respect for both of you.

このブログ、みなさん楽しんでもらえているのかしら?なんて思う今日この頃。元々リスニング寄りのブログだったはずが、最近じゃすっかり英語表現ブログになっている気が否めないんですけどいいのかな?そして取り上げるドラマにもかなり偏りが!(笑)。好きなのばっかり見るから、っていうのと、取り上げやすい表現が多いドラマを取り上げるから、って理由でどうしてもね。もっとこのドラマ取り上げてよー!とか、ネタバレはなるべくやめてよー!とかあったら是非色々ご意見をお伺いしたいなー、なんて。と言っても例えば「HEROES」とかなかなか動画がYouTubeに転がっていないので、必ずしも反映出来るかどうかは正直微妙なのですけど・・・。

なんてことを言いつつ、今日はKing of POP のマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)とそれこそ海外ドラマの走りっていうか、今「グレイズ・アナトミー」や「LOST」「デスパレートな妻たち」「プライベート・プラクティス」「アグリー・ベティ」などそうそうたるドラマを放映しているABCで、30年以上前に放送されていた大人気ドラマ「チャーリーズ・エンジェル」に出演していたファラ・フォーセット(Farrah Fawcett)が同日に亡くなって、アメリカのエンタメ界にとってはとっても残念な1日になってしまいましたね・・・。RIP Michael Jackson & Farrah Fawcett.。 ということで、「チャーリーズ・エンジェル」のオープニングクレジットをどうぞ~。ファラ、可愛すぎる☆


と、前ふりとは全く関係ありませんが、今日取り上げるは「Lの世界」から2分39秒辺りのこちらの表現です。



"First and foremost, I have so much respect for both of you."


アリス(レイシャ・ヘイリー)とターシャ(ローズ・ローリンズ)のカップルは、ジェイミーという子と友達になりいつも3人で遊んでいて、ジェイミーのおかげでアリスとターシャの関係にもハリが出て関係良好だったんですが、だんだんとターシャとジェイミーに共通点が多く(このシーンでも同じものを注文してる)2人がどんどん親密になってきてしまったんです。そしてそれに気づいたアリスが、ターシャとジェイミーと3人で話し合っているシーンです。重ーい空気が漂ってますが・・・。別に体の関係があるわけじゃないんですけど、ターシャもジェイミーも「彼女以外の人と関係を持つことを考えるだけで浮気」って考えているタイプなので、そこをアリスに「お互いに気持ちがあるんじゃないか?」って突っ込まれてます。

そして思わずジェイミーは、「自分のことしか言えないけど、そうね、私はターシャに恋をしてしまったわ」(I'm only speaking for myself, but yeah, I think I have fallen in love with Tasha.)って認めちゃってます。友達に裏切られたアリスはもちろんブチ切れ。F-word、連発してます・・・。そしてそんなアリスにジェイミーは、「でも信じて。こんな風にだけにはなりたくなかったのよ」(You gotta believe me, this is the last thing I ever wanted to happen.)って言ってます。

そしてその後に続けて今日取り上げたセリフを言ってます。注目したいのは文頭、First and foremost の部分。これで「何よりも一番」とか「真っ先に」とかいう意味になる決まり文句。ここではジェイミーが、「何よりもまず、私はあなた達2人のことをとても尊重しているのよ」って言っている感じ。だから2人を裏切るようなことはしたくなかった、って言っているわけですねー。あー、アリス、可哀想・・・。

さて、これもかなりよく使われる表現だから、どんどん例を見ていきましょうねー。まずは「Lの世界」最終回前に放送された、スペシャル番組から2分24秒辺りです。


「Lの世界」、原題はThe L Word、ですよね。その「『L』ワードが表すものは?」(The L Word, what does it stand for?)っていう質問に対して、キャストやスタッフがLから始まる、自分にとってのLワードを述べています。そこでこのドラマのクリエーター、アイリーン・チェイケン(Ilene chaken)が言っているのが、Close second "lesbian", but first and foremost, "love". っていう一文。

「1番とほとんど差がない2番が『レズビアン』、でもやっぱり何よりもまず1番なのは『ラブ』だわ」っていう感じです。ちょうどこれとかかなりわかりやすい例かも、と今書いてて思いました。ティナ役のローレル・ホロマン(Laurel Holloman)もジェニー役のミア・カーシュナー(Mia Kirshner)も同じく「ラブ」を挙げてますね。それにしてもこの動画、キャストがオフカメラでも普通に仲がいいんだな~っていうのがよくわかってすごい素敵ーと思ったり、へレナ役のレイチェル・シェリー(Rachel Shelley)がF-word使ってて「意外ー」って思ったり、かなり楽しめました☆

次は映画「ジュノ」に出演していたエレン・ペイジ(Ellen Page)とマイケル・セラ(Michael Cera)のインタビューから1分39秒辺りです。


インタビュアーから「ジュノというキャラクターをどうやって生き生きしたものにしたの?」(How did you bring Juno to life?)って聞かれたエレンが答えているのがこちら。

I think, you know, first and foremost, it's about, this is gonna sound really cheesy, but about connecting your heart to someone else's heart.

ちょっと長いから先に説明しておくと、this is gonna sound really cheesy, の部分はエレンが自分が言おうとしたことがあまりにありふれているというか、嘘くさいというかだったので自分でそれを言う前に「これってものすごくありふれて聞こえちゃうんだけど」って断りを入れた部分で、文章に差し込まれている感じなので、ここを丸ごと省いてしまっても意味は成り立ちます。ということでわかりにくかったら、その部分は除いて考えてもOKです。

いずれにしてもエレンが言っているのは「まず第一に何より大切なのは、(これってものすごく安っぽく聞こえてしまうんだけど、)自分のハートを誰かのハートとつなげるってことかな」っていう感じです。first and foremost、使い方わかってきましたかー??

最後にダンスオーディション番組、「So You Think You Can Dance」から6分26秒辺りです。


このKupono&Ashleyというペアがこの回で踊ったのが、ウェイド・ロブソン(Wade Robson)が振り付けをしたジャズのroutine。もう振付師のウェイドの世界観が全開な感じですが、クラッシュテスト用のお人形さんっていう設定だって言ってますね。そしてダンスを披露した後のジャッジコメントで、ジャッジの1人であるナイジェル・リスゴー(Nigel Lythgoe)が振付師のウェイドについて、「ウェイドは天才で彼は人々がそれについて話をするようなダンスを作り出すんだ。好き嫌いはあってもね。そんなことは問題じゃない」って言ってます。

そして、They're talking about dance. That is so important. That is the mark of the true genius. So congratulations, first and foremost. って言ってます。「彼らはダンスについて話をするんだ。それがとても大切なことだよ。そしてそれが真の天才の証だよ。だからまず真っ先にそれにおめでとうを言うよ」って感じになりますかね。このウェイドって子供の頃からそれこそマイケル・ジャクソンのPVにダンサーとして参加したり、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)とかブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)をはじめとしてそうそうたる面々とお仕事している本当に天才なんですけどねー。

というわけで肝心の表現について全然触れてませんけど、もうこれも丸ごと覚えちゃうしかない表現かなって思います。個人的な感覚としては、文頭に使われて「まず何よりも」ってその後に来る部分を強調している感じで使われることが多いのかなーっていうイメージです。わりとよく耳にする表現だし、自分の言いたいことを「まずこれが何より一番!」って強調する時にもとってもベンリな表現なので、バッチリ自分のものにしてしまってくださいね!


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