今日は「ゴシップガール」です。先日チラッと書いたCW Network が開催したCW Network Upfrontというイベントの動画を発見したので今日はそちらをご紹介。ブレア役のレイトン・ミースター(Leighton Meester)がブロンドです、って書いたんですけど動画で見るとますますイメージが違いますね。セリーナ役のブレイク・ライブリー(Blake Lively)と2人並んでインタビューされてますけど、ブレイクはこうハイパーな感じでレイトンはもうちょっとオチャメな感じですね。なんとなく。
ブレイクもブレイクとお付き合い中のダン役、ペン・バッジェリー(Penn Badgley)も2人共休暇で1ヶ月アジアを旅行してたんだ、って言ってますね。当然一緒に行ったんでしょうねー。ペンは「ブレイクと婚約したの?」って聞かれて「冗談でしょ!?僕らまだ若いんだから」って言ってますね。そりゃ、そうだ。そしてジェニー役のテイラー・モムセン(Taylor Momsen)はまだ15歳なのに、なんかだいぶロッカーみたいな感じになってますね・・・。そしてネイト役のチェイス・クロフォード(Chace Crawford)はほんとにいい声!こういう声、すごく好きですー☆
ちなみにシーズン3について色々聞かれてますけど、みんなあんまり詳しいことは知らないんだって言ってますね。わかっているのはみんなバラバラの大学に行くってことと、セリーナの父親絡みのストーリーラインが発生しそうってことくらい。大学に行っちゃうと接点が減っちゃうと思うんでどうやって展開させるんだろう・・・ってちょっと思ったけど、よく考えたら元々校内のシーンはあまりなかったし大丈夫そうですね。
さて、そんな「ゴシップガール」から今日取り上げるのは下の動画1分2秒辺りのこちらのセリフ。
"Never mind."
ダンを仮面舞踏会に誘うために電話したセリーナ。ダンも誘われて嬉しい、っていうシーンなんですが電話の最中にヴァネッサ(ジェシカ・ゾー)がダンに話しかけたので、女性の声が聞こえたセリーナは「今の誰?」(Who's that?)ってダンに聞いています。それに対してダンは「あのー、妹だよ」(It's, it's my sister.)って答えているんですが、ダンがそう答えたと同時にダンの妹ジェニーがセリーナとブレアがいる部屋に入ってきてセリーナはダンが嘘をついていることを知ってしまいます。それを知らないダンは「何か聞こうとしてたよね」(You were asking me something.)って普通に会話を続けようとしてますが、そこでセリーナが言ったのが今日取り上げたセリフです。
Never mind. これも有名だから今更取り上げる必要もないかなって思ったんですけど、やっぱり海外ドラマ見ているとよく出てくるし、学校で私が習ったのは日本語でいう「ドンマイ」の意味です、ってことだけだったけど、それ以外の意味もあるしここで改めて取り上げてみようかなって。意味的に「心配しないで」とか「気にしないで」、あとは言いかけるのをやめる時なんかに「なんでもない」っていう意味で使われたりもする表現です。
このシチュエーションだと、その「なんでもないの」っていう意味が近いかなって思います。No, never mind. Thank you. Have a good day. ってセリーナは言っているので、「ううん、いいの。なんでもないから。ありがと。じゃ、よい1日を」って感じの訳になるのかな。これも色々使われる状況を見ていくと使い方がよくわかると思うので他の例も見てみますね。まずは「Lの世界」から20秒辺りです。
朝帰りした遊び人のシェーン(キャサリン・メーニッヒ)が、友達のティナ(ローレル・ホロマン)とベット(ジェニファー・ビールズ)が家の前でくつろいでいるのを見つけて声をかけてます。「こんなに朝早くに何してるの?」(What are you doing up this early?)って聞かれたシェーンは「家に帰るんだ」(I'm going home.)って言ってます。そこでベットが「どこから?」(From?)って聞くと、シェーンはウインク(笑)。そこでベットが、Never mind. って言ってます。
Never mind. ってこうやって質問した後で相手が答える前に自分で答が分かった時に使われるケースもよくあって。このケースもベットはシェーンが遊び人だってことはよく知ってるし、女の子のところから朝帰りしていることは明白だから、意味的には「(答えが)わかったわ。(だからこの質問は忘れて)」みたいな感じかなぁ。
それにしてもこのシーンのシェーンの服はひどい!!(笑)何かのインタビューでシェーン役のケイトもこれはほんとにひどい衣装だった、って言っていたけどほんとにどんな服!?って感じですよねー。
さてもう1つ「Lの世界」から3分26秒辺りです。
ベットが浮気したと勘違いしたジェニー(ミア・カーシュナー)がベットに「ティナに浮気したこと話したの?」って詰め寄ってます。ジェニーの勘違いなんですけど、そのことをジェニーがティナに話すと、例え誤解でも浮気でティナを傷つけた過去もあり、今度は完全に関係が終わりになってしまうので、ベットがケリー(浮気相手と誤解されたベットのビジネスパートナー)が家に来たことをジェニーにバラされる前にティナに話そうとしてます。
ただその話そうとしたところへアリス(レイシャ・ヘイリー)が自分の彼女ターシャ(ローズ・ローリンズ)と友達のジェイミーの関係が怪しいと思う?って何度も聞きに来て、話を中断されてしまってます。やっとアリスが立ち去ったのでそこでティナが「何、言おうとしてた?」(What were you saying?)って聞いてます。そしてそれに対するベットの答えが、Never mind. It's nothing. I'll tell you later. です。これ、上の「ゴシップガール」の例と似てますよね。状況が。「何言おうとしてた?」って聞かれて、「なんでもないの。たいしたことじゃないから。後で話すわ」って感じですね。
最後に「エレン・デジェネレス・ショー」から2分36秒辺りです。
司会のエレンの誕生日が近いということで、年齢についてのオープニングトークです。エレンって51歳なんですねー!!超若く見えません!?それはさておき、エレンは年齢なんて気にしないわーって言ってます。そして「みんな自分の年齢を誇りに思うべきだって思うのよね。だから3つ数えたらみんなで自分が何歳か叫びましょ。」(I feel like everybody should be proud of their age, so on the count of three, everybody yell out how old you are, ok?)って言って、1、2、って数えたところで、Never mind. って言ってます。言いたくない人もいるだろうしねって感じで話が続いていってるので、ここは「やっぱりいいわ」みたいな感じかな。
こうやって見てくると、シチュエーションによってちょっとずつ意味が微妙に違うんですけど、でも大体こういう感じで使われるんだなーっていうのがわかってきますよね!?こうやって実際に使われるシチュエーションを見て表現を覚えると、英語が英語のまま入るので、日本語訳じゃなくなるべく使われているニュアンスをつかむようにしていくといいのかなって思います。
ちなみに私がネイティブによくNever mind. って言われるのは、相手が冗談を言ったのに私がその意味がわからなくて「どういう意味?」とか聞いた時。ジョークを説明することほど、せっかくのジョークをつまらなくしてしまうものはないですよね(笑)。だからNever mind. って言って話を終わりにされちゃうことが多々あります。悲しいけど・・・。これは「なんでもない」っていう意味の感じで使われてるんでしょうね。ま、そんな感じで日常でもドラマでもよく聞く表現なので、是非バッチリ覚えちゃいましょう!
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