2009年7月27日月曜日

Jesse finally ends it with Karina once and for all.

今日は「Lの世界」です。このドラマでレイシャ・ヘイリー演じるアリスがトーク番組のコメンテーターとして活躍するシーンがあるんですけど、その番組名が「The Look」っていうんです。これね、明らかにアメリカの朝のトークショー「The View」のパクリ(笑)。名前からしてそうですし、セッティングとか含め似てます。知ってるとクスッとできるポイントかなと思うのでちょっとご紹介してみました。動画もつけておきますね。こちらが、「The Look」(笑)。


そしてこちらが本家「The View」。日本でも話題になったスーザン・ボイルさんの話をしてます。


「Lの世界」はこういう遊び心がたくさんありますねー!というわけでそんなドラマから今日取り上げるのは、下の動画56秒辺りのこちらのセリフです。



"Jesse finally ends it with Karina once and for all."


ティナ(ローレル・ホロマン)とベット(ジェニファー・ビールズ)が、ティナがプロデュースした映画について話をしているシーンです。ティナが映画の中で自分のお気に入りのシーンはラストシーンだという話をしています。そこで、It's when Jesse finally ends it with Karina once and for all. と言っています。

今日注目したいのは、そのセリフの最後、once and for all という部分です。これで「今回限りで」とか「きっぱりと」「これを最後に」とかいったような意味になる表現です。ここではそのラストシーンについてティナが、「ジェシーがカリーナとの関係をやっときっぱりと終わらせるシーンよ」と説明している感じです。

この表現も実は何気にドラマなんかにはよく出てくる表現です。色々例を見ると使い方がわかってくると思うので、いつも通り他の例も見ていきます。同じく「Lの世界」から6秒あたりです。


ヘレナ(レイチェル・シェリー)が以前にヘレナをハメて大金を奪ったディラン(アレクサンドラ・ヘディソン)と食事をするという話を聞いて大反対の友達軍団(笑)。ディランが本当にヘレナに気持ちがあるのか、それともまたヘレナのお金目当てなのかを確かめる為にテストをしようという話をしているシーンです。

そのテストを言い出したアリスが、こんなのどう?って提案しているのが次のセリフです。What if we thought of a test that would prove once and for all whether Dylan is this sleazy gold digging opportunist or is she this misunderstood, reformed filmmaker who just happened to get wrapped up with the wrong guy who made her steal the money?

長い!(笑)ということで、ガッツリ省略してみると What if we thought of a test that would prove once and for all whether Dylan is a bad person or a good person? って感じ。つまり、「ディランがいい人なのか悪い人なのか、今回限りできっぱりと証明するテストを考え出すってのはどう?」っていっているイメージです。ここでの once and for all は、「今回を最後としてきっぱりと」とか「この1回限りで」みたいなイメージかなって思います。実際のセリフの訳は省略しちゃったので、知りたい方は別途ということで。

さらに、この動画にはもう1つ once and for all が。そちらは1分57秒辺りです。売れっ子女優のニキ(ケイト・フレンチ)に駆け出し映画監督であるディランを誘惑させることに決めたんですが、ヘレナはやりすぎじゃないかと乗り気じゃない感じ。そこでティナがヘレナに、I mean, don't you just really wanna know who's you're dealing with? Once and for all? って言ってます。ここはティナが「相手がどういう人なのか、本当に知りたいとは思わない?」ってヘレナに聞いている感じなので、ここの once and for all も「今回を最後としてきっぱりと」みたいなイメージかなって思います。

最後はこの間も取り上げましたけど、「The Ellen DeGeneres Show」に司会のエレンの奥さん、ポーシャ・デ・ロッシが出演した時の動画から1分12秒辺りです。


エレンがポーシャのヒールを脱がせて並んで立って「いつも外出して写真を取られると、彼女が私よりだいぶ背が高く見えるけど、私のほうが背が高いのよ」(Every time we go out and get photographed, she looks so much taller than me. I'm taller than her.)って言ってます。確かに私もポーシャのほうが背が高いんだと思ってましたけど、ポーシャはいつもヒールでエレンはヒールなしだからだったんですねー。

そして、そう言った後でエレンが Let's settle this once and for all. って言ってます。これは「これを機会にはっきりさせましょう」とか「きっぱりけりをつけましょう」とかいう感じですね。これをはっきりさせたかったのが、ポーシャを番組に呼んだ主な理由だとまで言ってますもんね、エレン(笑)。カワイイ☆

と、こんな感じで見てくるとなんとなく使われる状況がわかってきましたでしょうか??意外とよく使われる表現なので、聞こえ方含めて覚えておくと次に出てきた時に耳に引っかかってくると思います。是非バッチリ覚えちゃって下さいねー!


いつもありがとうございます!少しでも勉強になったよ!!という方は、励みになりますのでぜひ応援クリックお願い致します!!
にほんブログ村 英語ブログ 英語リスニングへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿