2009年7月8日水曜日

Canada rocks!!

アメリカのテレビはマイケル・ジャクソンのメモリアルセレモニー一色だったみたいですね。今日は。日本のニュースでも流れてましたけど、娘パリスちゃんのスピーチ(I just want to say ever since I was born, daddy has been the best father you can ever imagine, and I just wanted to say I love him so much.)には思わず涙目になってしまいました・・・。マイケルがスターだったとかそういうこと関係なく、彼女にとっては唯一の父親なんですもんね。11歳で最愛のお父さんを亡くしてしまった彼女と兄弟が、親権争いや相続争いなどのオトナのゴタゴタに巻き込まれないことを祈るばかりです。


マイケルの親友、ブルック・シールズ(Brooke Shields)のスピーチも、2人でエリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)のウエディングドレスを覗きに忍び込んだ話とか、マイケルの素顔がうかがえて本当に仲が良かったんだな~ということが伝わってくる、すごくいいスピーチだったなって思います。ブルックが、涙をこらえてゆっくりかみ締めて話しているので是非リスニングしてみてください。マイケルのイメージがちょっと変わるかもしれません。


さて、本題。今日は「Weeds ママの秘密」から1分36秒辺りのこちらの表現です。



"Canada rocks!"



マリファナ所持で捕まったアンドリューが弁護士の所へ相談に行っているシーンです。「1オンス以下の所持だから、懲役刑はないわ」(You had less than an ounce on you, there's no jail for that.)という弁護士に、「ふざけんな!」(Oh that's bullshit!)って怒ってるアンドリュー。なんで怒っているのかと言えば「1オンス分支払ったのに、ごまかしやがった!」(I paid for a full ounce. They fucking cheated me!)って言ってます。ハチャメチャ、アンドリュー(笑)。

アンドリューと一緒に話を聞きに行っているアンドリューの義理の姉、ナンシー(メアリー=ルイーズ・パーカー)は実はマリファナの売人をしてたりするので、むしろナンシーが法律の部分を細かく聞いてます。「アンドリューのように1オンス以下のマリファナ所持は問題ないけど、購入は違法なの」(It's not illegal to have weed, less than an ounce that is, Andrew, but it's illegal to buy it.)という弁護士に、ナンシーは「育てるのは?」(What about growing?)って聞いてます。変に折ったりしなければ執行猶予3~5年と聞いて「育てるのはいいけど、折ったらダメなのね?」(So you can grow it but you can't break it down.)というナンシーに弁護士が、「刑務所に入るか、メキシコに逃亡したくなければね。カナダもいいわね」(Not unless you wanna go to jail. Or flee to Mexico. Or Canada.)って言ってます。

その後でさらに、Canada Rocks! と今日取り上げたセリフを言ってます。このrock ですが、もちろん良く知られた「岩」とか「石」とかいう意味ではなく、「感動的だ」とか「かっこいい」とか「すごい」みたいな意味になる表現です。ここは、Canada rocks! Primo weed, really good Chinese food! と弁護士の先生が言っているので、「カナダはいいわよ!マリファナも中華料理も最高!」って言っている感じ。ま、どんな弁護士ーっていう話ですけど(笑)。

これ、使い方は簡単だけど、かなり良く耳にします。特に若い人が使うのかなってイメージですけどね。ということで、他の例も。「Lの世界」のアリス役、レイシャ・ヘイリーとシェーン役、キャサリン・メーニッヒのインタビュー動画から1分25秒辺りです。


「ロスト」か「プリズン・ブレイク」かどちらが好き?という質問に、「ロストにはまってたよ。最初の10話位だけだけど」と答えている2人。そして「今は「ザ・ヒルズ(The Hills)」にハマってるんだ」(We're addicted to The Hills.)って言ってます。この「The Hills」って日本でも放送されていますけど、リアリティドラマ形式の番組。北米じゃ大人気です。ほんと。この2人もはまってるんですねー(笑)。

ケイトが「The Hillsをチェックしてみてね」(Check it out The Hills.)って言った後、Lauren rocks. って言ってます。このローレンってThe Hillsの主人公、ローレン・コンラッド(Lauren Conrad)のこと。レイシャも、Oh my god, I love her. って言っていることからもわかるように、「ローレンはかっこいいよね!」って言っている感じですね。上の「Weeds」の例と同じ使われ方をしていますよね?

ちなみにレイシャとケイトは、ローレンとホイットニーが好きで、ハイディとオードリナが嫌いなんですね。ていうか大体みんなそうですよね(笑)。ハイディとスペンサーのカップルなんて、見てるだけでイライラしちゃう。ほんと。そういえば、ローレンは「The Hills」の降板が決まって次のシーズンには出演しないので、自分のファッションブランドの方に力を入れていくのかな。最近は降板したからもう問題ないのか、実はリアリティじゃなくて、ヤラセがあったって告白したりしてますね。ま、みんなそう思ってただろうけど(笑)。ホイットニーは「The City」っていう「The Hills」のスピンオフの主役として活躍中です。

使われるニュアンス、わかってきましたか??最後にもう1つ、ダンス番組「So You Think You Can Dance」から4分13秒辺りです。


踊り終わった2人に審査員のアダムが一言、You guys rocked!! です。これももう意味はいいですよね。「君達、かっこよかったよ!素晴らしかったよ!」って感じですよね。これ、わかりやすい例でしたね。2人のダンスを見て、それを褒める時に使ってます。過去形なのは、踊り終わったダンスに対して「格好良かったぞ!」って言っている感じだからですかね。

確かにこれ、ライブの後に「どうだった?」(How was the concert?)とか聞かれて、Madonna rocked!!(マドンナ、ヤバかった!!!)みたいな感じで使ったりすることが多いかも。難しい表現ではないし、使える場面も結構あると思うので是非覚えちゃってくださいねー!


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1 件のコメント:

  1. よく、この記事はこの1つを読みに来てくれる人誰にでも大きな助けになるでしょう。あなたの考えを共有するためのたくさんありがとう。
    jwh-122

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