2009年7月12日日曜日

Can you hold on a second?

今日は(も?(笑))「Lの世界」です。このドラマでパピ役を演じていたジャニナ・ガバンカー(Janina Gavankar)が「Dollhouse」というドラマにゲスト出演した際の動画を発見。この「ドールハウス」、日本でも人気があった「トゥルー・コーリング(Tru Calling)」に主演していた、エリザ・ドゥシュク(Eliza Dushku)が主演しているSF系のドラマ。ドールズと呼ばれるメンバー達は、毎回任務につく度に全く新しい人格や言語能力やっていうものを与えられるんですけど、その任務が終わるとそれを全て消去されてまた新しい任務につくために全く新しい人格が与えられるため、自分達ではそのことに気づいていないらしく。ただエリザ演じる主人公、エコー(Echo)がそれに気づいていくみたいなストーリーだとか。

私、このドラマ、見たいんですよねー。日本でもやらないかな?エリザ、日本でも人気あるだろうし。とりあえず予告編はこちらです。体力的にも言語能力的にも性格的にも全て別人格になるわけですねー。


そしてジャニナが出演しているエピソードはこんな。(ちょっと重いかも)


このドラマ、シーズン2のピックアップが発表されているんですけど、このジャニナが出演しているエピソードはシーズン1のエピソード13にあたるんですがTVではオンエアされていなくて、DVDだけに収録されるみたい。アメリカはほんと面白いドラマが次々出てきて、うらやましいなー。おかげで飽きることなく楽しんじゃってますけどね。海外ドラマ。

さてと、そんなわけで今日は「Lの世界」から下の動画、1分26秒辺りのこちらの表現です。



"Can you hold on a second?"


アリス(レイシャ・ヘイリー)とベット(ジェニファー・ビールズ)が電話をしているところへ、他のラインにベットの上司でつい最近アリスに振られて傷心のフィリス(シビル・シェパード)から電話が入っています。そこで電話中のアリスにベットが言ったのが、今日取り上げたセリフです。

これ、電話でよく使う表現なんですけど「ちょっとお待ち頂けますか?」っていう意味の表現です。hold on で電話を切らずに待つ、っていう意味になるんですよね。a second は直訳すると1秒ってことだけど、ここでは「ちょっと」っていう感じですよね。だからベットがアリスに「ちょっと切らずに待っててくれる?」って言っている感じです。

この表現も電話ではよく使うので、丸ごと覚えちゃっていいと思います。ちょうどこれ、電話が錯綜するシーンでみんなが色んな言い方を使っているのでそっちも見ちゃいましょうね。まずは2分26秒辺り。シェーン(ケイト・メーニッヒ)と話しているアリスの携帯にパピ(ジャニナ・ガバンカー)から電話が。アリスが、It's Papi. Hold on. って言ってます。これも同じで「パピから電話だ。ちょっと待ってて」って感じ。Hold on. だけだと命令形だから、仕事の電話とかではせめて Hold on, please. くらい言っておいた方がいいと思いますけど、ここは友達同士の会話だからね。命令形でもOK。

次に4分20秒辺り。フィリスがアリスとの関係についてベットに愚痴っているところへ、張本人のアリスからベットに電話が。ベットはフィリスに、Phyllis, can you hold on for just a second? って言ってます。これも同じ。「フィリス、ちょっと待ってもらえます?」って言っているわけです。4分33秒でもベットと話をしているアリスにジェニー(ミア・カーシュナー)から電話が入って、アリスがベットに Hold on, that's Jenny. って言ってます。これも同じです。意味はもういいですよね?

さらにさらに、4分50秒で今度はアリスと電話中のジェニーが、カフェに入ってきたシェーンと話すためにアリスに向かって、Hang on one sec. って言ってます。おっ!やっと違うパターンが出てきた!(笑)ここでジェニーが使っている、Hang on.Hold on. と同じく「電話を切らずに待つ」っていう意味の表現なので、ジェニーも「ちょっと待ってね」って言っていることにかわりはないです。

ちなみにジェニーはシェーンに「アリスが映画のプレミアに行かない?って言ってるんだけど、シェーンも行く?」って聞いてますけど、この映画のプレミアについてこのシーンの1番最初でシェーンとアリスが電話してて、シェーンはアリスに「誰も誘わないで!」って言ったはずなのに、みんな誘われているっていうこの有様(笑)。

まだあります。5分56秒辺りではシェーンがジェニーの電話を使ってアリスと電話中に、ジェニーのところへリンジーから電話が。そこでもシェーンがアリスに、Hold on. って言ってますし、6分3秒でもジェニーの電話に出たシェーンがリンジーに、Could you hold on a second? って言ってます。これも「ちょっとお待ちください」って意味ですよね。リンジーとシェーンは面識もないし、シェーンはリンジーが誰か知らないから丁寧にCould you ~? って言ってますね。6分13秒でも、Hold on a second, please. って言っているし。8分31秒でもベットが。もう敢えてセリフは書きませんが。これだけいっぱい出てきたら、もう使い方はバッチリですよね!

そしてこの動画、これだけ電話が錯綜しているシーンなので他にも電話でよく使われる表現が。ということでそちらもついでに覚えちゃいましょうね。まず、7分30秒辺りで「ステーシー・メルキンさんいらっしゃいますか?」(Is Stacey Merkin there?)ってジェニーが電話しているんですけど、そこでステーシーが Speaking. って言ってます。これ、「私です」って意味の表現です。これも電話で超使います。例えば、May I speak to Mia, please? (ミアさんいらっしゃいますか?)って電話が来てそれが自分宛の電話だったら、Speaking. って言えば「私です」ってことです。This is she. って言ったりもするかな。(男性は、This is he. ね。)この辺も自分が好きな言い方を、考えなくても口から出てくるくらいにしちゃえばいいかなって思います!

この後のジェニーのセリフ、This is Sophia Mancuso calling from C Magazine. ですけど、これも自分が電話をかけた時に使う表現です。日本語でも電話をかけて「○○会社の○○と申します」って言いますよね?それです。要は。「C マガジンのソフィア・マンクーソですが」って感じ。ジェニーはこのステーシーに自分が書いた本をボロクソに批評されて、ステーシーの彼女リンジーに近づいて2人を破局させようとしているだけでなく、イタリア人の雑誌編集長を装ってステーシーに仕返ししようとしてるんです。このシーン。だからジェニーの英語がやたら訛ってるんです。Rがすっごい巻き舌だし、SがCの発音になってシェーンの名前がチェーンみたいになってるし(笑)。ま、これがイタリア訛りなのかどうかはわかんないですけど。

そして実は5分4秒辺りでもベットのオフィスに電話したベットの姉、キット(パム・グリア)が Dean Porter's office. Kit, her sister is calling. って言ってます。これも上の This is Sophia calling. と同じように「ポーター学部長のオフィスをお願いします。姉のキットですが」って言っている感じです。○○ is calling. っていう、こんなパターンもあるってことでね。この、This is ○○ calling. も自分が電話をかける時には使う表現なので丸ごと頭に入れちゃいましょうね!

ちなみにこの動画、今までに取り上げた表現がチラホラ。1分50秒辺りでコーヒーをオーダーしているアリスが、Can I get a double Americano? って言ってます。このCan I get ~? でモノをオーダーする表現、覚えてますかー?それから、6分59秒辺りでジェニーがI'm very happy for you that you're working it out. って言ってます。この、I'm happy for you. も以前に取り上げましたし、他にも、freak out、supposed to、by the way、you know what?、get over、guess what?、I gotta go.、とか以前に取り上げましたよね。どの辺に出てきているか耳に引っかかってきましたか?以前に取り上げた表現が他にもあるかもだけど、もう何を取り上げたか若干忘れてるので(笑)。ということでこういう以前の表現も合わせて復習しておいて下さいねー。

ということで、今日は電話がらみの表現を取り上げてみました。どれも電話のシーンでは普通に使う表現で、まぁ決まり文句みたいなものなので丸ごと是非覚えてしまってくださいねー!


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