2009年8月11日火曜日

Voila!

「ゴシップガール」シーズン3のプロモがリリースされました!シーズン2の最後で高校を卒業したキャラクターたち(あ、って言ってもジェニー(テイラー・モムセン)はまだ高校生だけど)はシーズン3からは大学生に。みんなバラバラの大学に行くので色んな人間関係が新たに構築されそうな感じ。とりあえず肝心のプロモがこちら。


シーズン2のプロモはOMFGがキャッチコピーだったんですが、シーズン3はどうやらWTFがキャッチコピーっぽいですね!ちなみにOMFGはOh My Fucking God の略で、Oh My God! の強調版として若い子がよく使う表現で、WTF は What The Fuck の略でこれまた What の強調版として「何これ!?」とか「どういうこと!?」とかそんな感じの意味で使われる表現、かと思いきやプロモの中では Watch This Fall になってますね(笑)。ウマイ!

ちなみにこのプロモ、個人バージョンもあります。いっぱいあるけどとりあえず貼っておきますー。

ブレアのシンボル、ヘアバンド編


ブレア(レイトン・ミースター)編。大学に行ったら高校の時はQueen Bだったブレアも、ただの負け犬に・・・。


ネイト(チェイス・クロフォード)編。この女の子は「ゴシップ」を放送しているCW Networkが同じく放送していたドラマ「Privileged」に出演していたミーガン・スミス(Megan Smith)。「Privileged」はシーズン1で終了が決定していてミーガンが「ゴシップ」に出るって話もないけど、どうなんだろう??


ダン(ペン・バッジェリー)編。なんとジョージーナ(ミシェル・トラクテンバーグ)が!!


セリーナ(ブレイク・ライブリー)編。パパラッチに囲まれてますが、そんなセリーナに話しかけているカーター役のセバスチャン・スタンはブレア役のレイトンの実生活での彼氏ですね。


そして最後。チャック(エド・ウエストウィック)編。チャックはシーズン2の最後でやっとブレアと結ばれたはずでは!?!?って感じ。


ね?どれも元々の意味でWTF!って言ってしまいそうな内容になっているわけです。まぁこれらが本編でどういう展開をしてくるのかは全く不明ですけど、楽しみになってきましたー!ということで今日は「ゴシップガール」から11秒辺りのこちらの表現を取り上げます。



"Voila!"


高校卒業のプロムのシーンです。ネイトとブレアのカップルが会場に到着して、そこでブレアが言っているのが I've always tried to make my life resemble the movie inside my head, and tonight no effort required, voila! というセリフです。今日注目したいのは最後の単語、Voila! です。これで「ほら、ジャジャーン」とか「ほらね」とかいう意味になる感嘆詞。別の英語で言えば、There it is. とか There you are. とかそんな感じ。「ほら、出来上がり!」みたいな意味で使われることも多いかな。成功や満足を表したり、注意を引く為に使われたりします。

ここではブレアが「私、いつも自分の人生を頭の中の映画に似せようと努力してるんだけど、今夜はそんな努力も必要ないわ。ほら、見て!」と言っているような感じですかね。この単語は元々フランス語から来ているので、アルファベットから想像される音とは違う発音がされます。そういう意味では、単語を読んでいるだけでは絶対に聞き取れるようにならない単語と言えるかも。ということで発音もキッチリ覚えてしまって下さいね!

この単語、何気に結構使われます。そんなわけで他にはどんなシチュエーションで使われているか、確認してみましょうね。まずは「フルハウス」から40秒辺りです。


ステファニーがミシェルに靴紐の結び方を教えてあげているシーンです。ミシェルにもわかるように説明しているのが、First, the rabbit crosses the stream, and then he goes over the log, and around the tree, and through the hole, and voila. You've got rabbit ears. というセリフ。意味的には「まずウサギが小川を渡って、それから丸太を越えて、木の周りを回って、穴を通れば、ほら!ウサギの耳が出来上がり!」みたいな感じです。正直、靴紐を結ぶ過程のどこがどこなのか全然わかりませんけど(笑)。

でもこの Voila! は意味もわかりやすい使われ方ですよね!?「ほら!出来上がり!」みたいなニュアンスですよね。もう1つ例を。同じく「フルハウス」から1分14秒辺りです。


パパの結婚指輪を誤って排水溝に流してしまったDJがステファニーと一緒にその指輪を取り出そうとして格闘しているシーンです。DJのプランは、If I stick this gum to the end of the tie, I'll just stuff the tie down the drain, and when the ring sticks to the gum, I'll pull it up, and voila! というもの。意味的には「このガムをネクタイの端につけて、それを排水溝に詰めて、指輪がガムにくっついたら引っ張りあげれば、ほら!」みたいな感じかな。voila の使われる状況、わかってきましたか??

最後にもう1つ。今度は「Lの世界」から43秒辺りです。


ティナ(ローレル・ホロマン)がテントを組み上げるのを、ベット(ジェニファー・ビールズ)の彼女ジョディ(モーリー・マトリン)が手伝ってあげているシーンです。ちなみにこの時ティナとベットは浮気の関係にあったので、ジョディが「ベットってあなたと付き合っている時も気分屋だった?」(Was she moody with you?)とか「ベットに何かが起こっているんだけど、それが何なのかがわからないの」(Something's going on with her, but I don't know what it is.)とか言ってて、自分と浮気しているからベットがそうなっていることを知るティナは微妙な表情をしてます。

いずれにせよ、テントが出来上がったのでそこでジョディが Voila! と言ってます。もう意味はOKですよね?「ほら、出来上がり!」みたいな感じですよね。このシーンは。にしたって最後にジョディからハグまでされちゃって、ティナがものすごい切ない顔してますね。ジョディを裏切っているわけなので。

さてとそんなわけでこの表現も単語1つですが、わりと耳にする機会の多い表現です。発音も含めて知っていないとなかなか聞き取れない表現だと思うので、是非上の例を何度も聞いて音の感じを覚えてしまって下さいね!そうすれば次回この表現に出会った時には聞き取れるようになると思います!ちなみに私は1番最初に取り上げたブレアのVoila. の言い方が可愛くてとっても好きです☆


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