2009年8月23日日曜日

Don't you dare do that to Jodi.

「LOST」の最終シーズンに真田広之が出演するらしいですねー。しかも結構重要な役とか。日本人の役者さんが4大ネットワークのドラマに出演することはそんなに多くないから、頑張ってほしいですね。にしても「LOST」は過去の出演者たちもこぞって出演するみたいだし、こうやって新しい出演者も増えてどんな展開になっていくんでしょうか・・・。予想を裏返す展開で、かつ納得がいくような終わり方をして欲しいなーって。まぁ、視聴者は言っているだけでいいから勝手なものですね(笑)。

さてと、今日は「Lの世界」から下の動画、49秒辺りのこちらの表現を取り上げます。



"Don't you dare do that to Jodi!"


ベット(ジェニファー・ビールズ)が姉キット(パム・グリア)の経営するカフェにコーヒーを買いに来ています。ベットがいつも彼女ジョディ(モーリー・マトリン)のために注文するモノと違うモノをオーダーしたことに気づいたキットが、「ジョディはチャイラテが好きじゃなかった?」(I thought Jodi liked chai latte.)って聞いてます。ベットは「これはティナの分よ。一緒にセラピーを受けるから」(Oh, it's for Tina. We're going to a therapy session together.)と答えています。

ベットが元パートナーのティナと一緒にセラピーを受けることを怪しいと思ったキットが、何も怪しいところはないフリをして立ち去ろうとしているベットを呼び止めて、言っているのが Don't you dare. Don't you dare do that to Jodi! というセリフです。

この、don't you dare ですが、相手に対して脅す感じで何かをしないように命令をするような時に使われる表現です。話し手の強い意思が入って、「~するのはやめなさい」とか「~しないで」とか「~するなんてとんでもない」みたいな意味になる表現です。このシーンではベットと元パートナーのティナの間に何かがあるということを察知したキットが、ベットの今の彼女ジョディについて「ジョディに対してそんなことしないで!」、要はジョディを傷つけるようなことはやめなさい!って言っている感じです。

この don't you dare もいつもの通り、ドラマなどには頻出の表現です。ということで、早速他にはどんな場面で使われているのか見ていきたいと思います。まずは同じく「Lの世界」から1分42秒辺りです。


ロースクールに通っているモリー(クレメンタイン・フォード)ですが、自分のやりたいことが何かわかるまで学校をちょっと休学したいという話を母親にしています。が、母親のフィリス(シビル・シェパード)は猛反対。教育のない人間は、シェーン(キャサリン・メーニッヒ)のようにサービス業に就くしかなくなるといったようなエリート主義な発言をしています。それに反発したモリーは、「シェーンの何を知っているわけ?何も知らないじゃない。」(What do you know about her? You don't know her at all.)とシェーンをかばってます。

が母親は「知っているわ。彼女は女たらしでだらしがないの。何も知らない高校生が恋に落ちるようなタイプだわ。あなたがレズビアンじゃなくてよかったわ」(I know plenty. She's a Lothario and a cad, and the kind of boy you fall in love with in high school before you know any better. Thank god you're not a lesbian.)と言ってさらにシェーンを非難。そこでモリーは「シェーンのためにゲイになる」(Go gay for Shane.)と言って席を立ってます。

立ち去るモリーに母親のフィリスが言っているのが、Don't you dare tell her anything I just said. というセリフです。「私が今言ったこと、シェーンに言うんじゃないわよ!」みたいな感じかな。一応シェーンとフィリスも友達なので、本心ではそう思っているんだってことを言わないでよ!って言っている感じです。にしたっていくら娘を思っての発言だとしてもフィリスはひどいねぇ・・・。

お次は「アリー・マイ・ラブ」から1分26秒辺りです。


クライアントにとってベストな和解条件を取り付けた弁護士のネル(ポーシャ・デ・ロッシ)。そのことをクライアントに報告したところ、ハグをされてます。が、このクライアントがものすごく汗っかきで、ネルもネルの同僚、リン(ルーシー・リュー)も握手すら嫌がっていたくらいなので、ハグされてものすっごい嫌そうな顔をしてます。

そして、このクライアントがリンのこともハグをしようと近づいたところで、リンが言っているのが Don't you dare hug me. というセリフ。「ハグはしないで!」って言っている感じですね(笑)。リンはものすごくキツイ性格って言うキャラクターだったので、嫌なものはクライアントだろうが何だろうが断っちゃうっていうね。そんな感じです。

さてと、こんな感じで使われる今日の表現。dare の意味が・・・とか考えてもいいんでしょうけど、この表現も丸ごと状況と合わせて使い方を覚えておけばOKかなって思います!don't you dare の後ろには動詞の原型が来るんですけど、それもね、どれか例を覚えておけば後は使いまわすだけなのでOKですよね。まぁ結構意味的に強いんで、私自身は自分で使う場面はそうはないんですけど、映画やドラマには頻出だし、普通に使われる表現ではあるので是非身につけちゃってくださいね!


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