2009年6月28日日曜日

you just seem a little over the top?

今日は「Lの世界」です。このドラマでジェニーを演じていたミア・カーシュナー(Mia Kirshner)。やっぱりジェニーとして1番有名なのかなとは思うのですが、実は大ヒットドラマ「24」にもシーズン1、2、4と出演しているんです。役柄はテロリスト、マンディ!ジェニーとは全然違う役柄なんですけど、私はこのマンディが大好きです!!なんなら「24」のキャラクターの中で1番好きです。だってちっちゃくてカワイイのに超強いんだもん。ま、悪役だけど(笑)。何気に「24」の悪役の中で最強なんじゃないかと。大体悪役は1シーズン限りで死んでしまうのに、マンディはシーズン1の1番最初のエピソードで衝撃のデビューを飾ってから、出演時間は多くないけど3シーズンに渡って出演しているんですもん!

でね、なんでこんなことを書いているかというと、なんと2010年年明けから全米放送される「24」シーズン8の第5話のキャストに、マンディ=ミア・カーシュナーのクレジットが!!!!!キャーーーー!!!大興奮!!!!!ミアのマンディがまた見れるのねー!!!これ、最近のドラマ関連ニュースの中で1番嬉しい☆超アガリました、私。放送日は2010年1月25日だそうで。めっちゃ先っ!(笑)でももう今から楽しみでなりませんー。

ということで、「マンディってどんなキャラクターだったっけ!?」という方はこんな動画見つけたので是非チェックしてみてくださいね~。そしてこれを見ながらやっぱりミアの英語はとっても聞き取りやすいなーと思った私なのでした。しゃべり方かなー?声もいいしね。

さてそんな「Lの世界」から今日取り上げるのは下の動画、1分50秒辺りのこちらのセリフです。



"you just seem a little over the top?"


ヘレナ(レイチェル・シェリー)が昔の彼女ディラン(アレクサンドラ・ヘディソン)と食事に行くと聞いて、仲間達は大反対。それもそのはずで、ディランはその当時にヘレナに関係を強要されたと言って、へレナから大金を巻き上げ破局した過去があるのです・・・。それでもディランが気になるヘレナに仲間達が、駆け出しの映画監督になったディランが未だにヘレナのお金目当てでヘレナに近づいているのか、それとも純粋に本当にヘレナのことが好きなのかをテストしよう!って言い出して、その方法を話し合ってます。いいねぇ。仲良しだねぇ(笑)。

そしてその方法としてベット(ジェニファー・ビールズ)が思いついたのが、今や大人気女優のニキ(ケイト・フレンチ)にディランを誘惑させるというもの。ニキがディランの映画に出たいと言えばお金目当て、キャリア目当てだったらその誘いに乗るだろうし、ヘレナに本当に気持ちがあればそれは断るだろうし、っていうね。それを聞いていたティナ(ローレル・ホロマン)やアリス(レイシャ・ヘイリー)はノリノリですが、へレナ自身は戸惑い気味でそこで言っているのが今日取り上げたセリフです。

注目したいのは、over the top の部分。もうね文字通りという感じなんですが、「トップ・頂点を越えて」ということなので、意味的には「大げさすぎる」とか「やり過ぎの」とか「無法の」みたいな表現です。頂点(top)を越えちゃった(over)から、「やり過ぎ」。覚えやすいですよね?このシーンではヘレナが、I don't know. I mean, you just seem a little over the top? って言っているので、「どうかなぁ。ちょっとやり過ぎじゃない?」って言っている感じになりますね。ヘレナはディランが自分を本当に好きなのかどうか自信がないから、ちょっとためらってますね。やっぱり。

この表現もかなり良く耳にします。例えば「アメリカン・アイドル」とかのオーディション系の番組とか見ているとよく、審査員が審査の時に It was over the top. とか言ったりしてます。これも「今のパフォーマンスはやり過ぎだったよ。大げさすぎだったよ」みたいな感じで言っているわけですね。

ということで、使われる頻度は結構高いのでこれも色々例を見てバッチリ覚えてしまいましょうね。まずは、同じく「Lの世界」から36秒辺りです。


ティナはジェニー(ミア・カーシュナー)の書いた小説を映画化したいと思っているんですが、その本が人気で他の映画会社も興味を示しており、ジェニーにこびたりしなきゃいけないことを元パートナーのベットに愚痴ってます。しかもそのジェニーの小説には実際にジェニーの周りにいる人がモチーフになったキャラクターが出てきて、ティナは自分にあたるキャラクターのニナについて「私のこと、本当にみんなあんな風に見ているの?」(And that character, Nina, is that really what people think of me?)ってベットに聞いています。ジェニーは自分の友達たちのことをかなり辛辣に描いているので、ティナのこともひどーく書かれているんですね。

ベットは「そんなことないわ。ジェニーは小説家なんだから。」(No, Tina! Come on, Jenny's a fiction writer.)って言ってティナを慰め中。そしてそれに続けて言っているのが、I mean, her story is funny and it's over the top, that's why people are loving it. というセリフです。ベットがジェニーの書いた小説のことを「ストーリーが面白いし大げさだから、あの本は人気なのよ」って言っている感じです。ニナはあくまでキャラクターでティナのことではないんだから、気にしないほうがいいわよって言ってあげているような感じかな。

さて今日はミア・カーシュナーで始まったこのブログなので、ミアのインタビュー動画も取り上げてみようかな。ということで、37秒辺りです。


「Lの世界」で演じていたジェニーというキャラクターについて、ミアが話をしています。ミアはジェニーのことを、Jenny is such a complicated character, and she is so outrageous and just so over the top that it's just, it's been an amazing challenge. って言ってます。ジェニーの性格を指して、complicated(複雑な)、outrageous(常軌を逸した)、そしてover the top だって表現してますね。文章全体では「ジェニーって本当に複雑なキャラクターで、本当に極めて理不尽で、信じられないほど大げさなの。そんな彼女を演じるのは、素晴らしいチャレンジだったわ」って言っている感じですかね。

ミアの英語、やっぱり聞きやすいなー。全体的にわりとゆっくり、はっきり話すし、声のトーン的にも耳に馴染んでくる感じ。みんながみんなこういう話し方してくれたらいいのにー(笑)。

ていうかこのインタビューでミアが、グループシーンとかでジェニーが他のメンバーに結構冷たいこととかひどいこと言ったりするんですけど、それはほとんどアドリブなんだ!って言ってます。そうなんだー!!確かにシーズン6にもチラホラ、これ絶対アドリブだわーってシーンがあったけど(ジェニーがアリスに「アニメの声優を仕事にしたら?」って勧めるシーンとか(笑))、俳優さんの自由度が高いと実際の仲の良さとかが画面に反映するからいいですよねー!

ていうことでまた話が超脱線しましたけど、今日取り上げたこの表現もドラマやリアリティショーなどでとってもよく聞く表現なので、バッチリ覚えちゃってくださいね!


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