2009年6月19日金曜日

I swear to God, if you repeat that I will have to kill you.

今日は「Lの世界」です。このドラマでヘレナ役を演じているのがイギリス人女優、レイチェル・シェリー(Rachel Shelley)。英語ブログ的なことを書くと、「Lの世界」の仲間達のうち、へレナだけイギリス英語を話すので他のみんなと使う単語がちょっと違ったり、発音ももちろん違ったりしています。ちょっと気にして見ていたら面白いかも。さて、今日はそんなレイチェルがSnow Patrolの「Run」という曲を口パクしている動画をご紹介。プライベートで撮った動画が、友達から流出したとかしないとかいう動画らしいんですが、「Run」自体は悲しい曲なのにレイチェルの壊れっぷりがかわいいです☆オチャメ度高し!そういえばレイチェルが演じるヘレナも初登場のシーズン2から、最後のシーズン6までの間に全く別人のようなキャラに変身したなー(笑)。

ということで、是非どうぞー。この歌、レオナ・ルイス(Leona Lewis)が歌ってるバージョンもありますよね。そういえば。レオナ版もしっとりしていて結構好きです☆



今日取り上げるのはそんな「Lの世界」から下の動画、11秒辺りのこちらのセリフです。




"And I swear to God, if you repeat that I will have to kill you."


この動画、何度か取り上げていますがアリス(レイシャ・ヘイリー)が知り合いのレズビアンの関係図(チャート)を作っていて、そのチャート上で何人か間に挟むと、みんな繋がりがあるっていう説を唱えているんです。そしてデイナ(エリン・ダニエルズ)もそのチャートに載せようって話してます。デイナは「これってバカげてるわ。私今までに2人としか関係を持ったことないのよ。」(Allright, this is ridiculous. I've only slept with two girls my whole life.)って言ってます。そしてその後で言っているのが今日取り上げたセリフです。

ポイントは、I swear to God の部分。もう意味はそのままなんですが「神に誓って」っていう意味になる表現。これもほんっとーによく聞きます。ただ「誓うよ」って言うよりも、「絶対に!」みたいな意味を持つから、ちょっと強くなりますよね。強調って感じ。文全体では「それ(2人としか関係を持っていないこと)を口外したら、神に誓ってあんたを殺すからね」って言っている感じです。デイナってプロテニスプレーヤーでゲイであることを公表もしていないので、その辺かなりセンシティブになっているのです。

さて、この表現もとにかくよく出てきます。今までに取り上げた動画の中にもいっぱい出てきていました。ということで過去に取り上げた動画を含め、いっぱい例を見ていきます。まずは同じく「Lの世界」から1分42秒辺りです。



自分の映画脚本のアイディアが、ジェニー(ミア・カーシュナー)が書き上げて大金で売った脚本に使われていると知って、大激怒のアリス(レイシャ・ヘイリー)。ジェニーの所に文句を言いにいくのですが、ジェニーはただの偶然だと言って聞き耳持たずです。挙句の果てには「アイディアの泉ってものがあってね。ライターはみんなその泉から水を飲んでいるのよ(だからアイディアが似てしまうこともあるって暗に言ってる)」(It's something called the idea well, OK? There is a well. All of the writers drink from the same fountain.)と言い出す始末。

そこで怒ったアリスが、ジェニーの彼女シェーン(キャサリン・メーニッヒ)に言っているのが、If you continue to shack up with this fucking lying, stealing snake in the fucking grass, I swear to God I cannot consider you to be my friend anymore. っていうセリフ。「もしあんたがあの嘘つきで人のものを盗むような蛇(ジェニーのことです)と関係を持ち続けるんだったら、私、神に誓ってあんたと友達止めるからね!!」って言っている感じ。「神に誓って」って言うことで怒りの度合いが増してますねー。ちょっと早口だけど頑張って聞き取ってみてね。

にしても、シーズン6のジェニーはひど過ぎる!!私、ジェニーのこと好きですけど、これはいくらなんでも・・・。ストーリー展開上仕方ないにしてもキャラ壊れすぎ(笑)。このキャラを演じきっているミア・カーシュナーは素晴らしい!!って思いますけどねー。

まだあります。「Lの世界」から53秒辺り。



映画のディレクター、ジェニーがシーンを撮影中。主演女優ニキ(ケイト・フレンチ)と付き合っているジェニーですが、ニキが相手役の男性と関係を持ったことを見抜いてしまってます。ニキは「パーティの後で酔っ払ってたし、何の意味もないのよ。間違いだったの」(I was drunk, it was after the party. I was drunk, it was after the party. It was a mistake.)って言ってます。

そしてさらにニキが言っているのが、I swear to God, Jenny, I wish it was you and I'm so sorry, and I will never do it again. っていうセリフ。これも「ジェニー、神に誓って相手があなたならって思うし、本当にごめんなさい。二度としないわ」って感じですね。ここも「ジェニー意外に興味はないんだよ!」ってことをニキが強調しているイメージですよね。ジェニーとニキのカップルは可愛くて好きだけど、どうにもニキが遊びたがりで困りますねー。ニキが遊んだ、と知った時のジェニーの悲しそうな表情がかわいそうでなりません・・・。

次は「ER 緊急救命室」から59秒辺りです。



グレッグのチャリティデートの相手が男性だったことをモリス、レイ、フランキー辺りがバカにしています。それを聞いていたアビー(モーラ・ティアーニ)は「あなたたちが女性嫌いから同性愛嫌いにひとっ飛びできることに、ほんとに感心しちゃう」(It’s really impressive how you guys can leap from misogyny to homophobia in a single bound.)って皮肉ってます。さらに、「なんでここの人はみんなそんなに偏屈なの?」(Why is everybody so bigoted around here?)とも。それを聞いていたモリスが、アビーの彼氏であるルカに、「ねぇ、コバッチュ。君のオンナがおかしな発言をしだしたよ」(Hey Kovac, your woman's starting to sound a little kooky.)って言ってます。もう、モリスー!!って感じ。

それを聞いたアビーが言っているのが、Oh, Morris, I swear to God, if you ever, ever refer to me as someone else's woman ever again, I will slap you silly with this hole punch! です。ちょっと長いけど、「モリス!もし私のことをもう1回でも誰かのオンナなんて呼び方したら、神に誓ってあんたのこと、このパンチでひっぱたくからね!!」って感じかな。こういう強気なアビーが大好きです!(笑)

まだまだあります。次は「フリークス学園」から5分2秒と5分4秒辺り。



リンジー(リンダ・カーデリーニ)がハロウィンに友達とハロウィンのカボチャを壊したり、ポストを壊したりして遊んでいて、最後に通行人に卵を投げつけることになって卵を投げたんです。そしたらその卵を当てた相手が弟のサム(ジョン・フランシス・デイリー)だったことに気づき、リンジーが焦っているというシーンです。謝りに戻ったリンジー達。怒っているサムに、リンジーの友達ニック(ジェイソン・シーゲル)がLook, she's really really upset, kid. I swear to God. って言ってます。「お前の姉ちゃん、すごくすごく心配してたんだぞ。神に誓って」って言っている感じ。リンジーをフォローしてあげてるやさしいニックです。

さらにリンジーも、It's true, Sam. I swear to God. って言ってます。ここは「本当だよ。サム。神に誓ってホント」って言っている感じですね。やっぱりこの表現をつけることで強調されますね。

最後は「ヴェロニカ・マーズ」や「HEROES」でおなじみ、クリスティン・ベルのインタビューから2分32秒辺りです。



見た目が若いっていう話をしているクリスティン。「ヴェロニカ・マーズ」でも実年齢24歳で16歳の高校生の役をやっていたくらいですもんね。「若く見えることでどう?」って聞かれたクリスティンが「大変なのよ。どこに行っても身分証明書を出せって言われるし。R指定の映画に入るのとかね」って言ってます。その後で、I get crayons at the restaurant. I swear to God. って言ってます。「レストランで、クレヨンもらったりとかね。神に誓ってホントよ」って感じですね。ていうかどんだけ若く見えるんだって話ですよね。クレヨンもらった時、クリスティン18歳だったらしいですけど(笑)。アジア人が若く見えるのはよく聞きますけど、ほんとクリスティンは童顔なんですね。

さて、今日のこの表現ってあってもなくても元々の文章の意味を変えることはないんだけど、つけることによって「ほんとなんだよ!!」って、言っていることを強調している感じですね。とにかくよく耳にする表現であることは間違いないので、意味的にも難しくないし、丸ごと覚えておけばオッケーかなと思います。



いつもありがとうございます!少しでも勉強になったよ!!という方は、励みになりますのでぜひ応援クリックお願い致します!!
にほんブログ村 英語ブログ 英語リスニングへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿