2009年3月21日土曜日

You’ve got to be kidding me.

今日のドラマは「ER 緊急救命室」です。もう説明不要の医療ドラマの代名詞ですよね。シカゴのカウンティ病院の救急救命室を舞台に繰り広げられるこのドラマ。今ちょうどアメリカでは最終シーズンにあたる、シーズン15かな?が放送中。シーズン15ってことは15年に渡って放送されていたってことで、それだけで人気ぶりがわかるってものですよねー。放送開始当初はERの小児科医、ダグラス・ロス役で、あのジョージ・クルーニーもレギュラー出演していました。というよりも、彼はこのドラマで人気が出て、キャリアを映画に代えていったっていうのが本当ですけどね。

今までの常識を覆して、医療用語を登場人物にいちいち詳しく説明させるのをやめてそのまま使ったり、カメラを長回しして動きながら撮影することで臨場感を出したり、看護婦役に実際の看護婦を混ぜたりして、かなりリアリティを追及したこのドラマ。ドクターやナース、スタッフの人間関係なんかも織り交ぜられて濃密なドラマとなってます。私は何だかんだ間が抜けたりしながらも、大部分は見ている気がします。

ちなみに、患者さんや患者の家族役で有名な俳優さんがたまにひょっこり出ていたりもします。例えば、ルーシー・リューとかザック・エフロン。「プリズン・ブレイク」のマイケル・スコフィールド役でおなじみのウェントワース・ミラー。他にも「CSI:科学捜査班」のサラ・サイドル役のジョージャ・フォックスも昔ドクター役で出ていたし、今「House」でドクターの1人を演じているオマー・エップスも昔インターン役で出てましたし。最新シーズンでは、スーザン・サランドンもゲスト出演しているらしいです。

英語的には医療用語が多数なので、かなり難しめ。だって聞いてどれが医療用語でどれがそうじゃないのかってなかなか判断が難しいんだもん。ただ、人間関係もわりと色々複雑なので、プライベートな会話もたくさん出てきますし、その辺は普通のドラマと同じように使える表現が満載だったりします。

そんな中、今日取り上げる表現は下の動画、25秒辺りのこの表現。




"You've got to be kidding me."


シチュエーションとしては、ERのドクター、ルカ・コバッチュとアビー・ロックハートの2人が結婚をしてそのわずか5日後にミセス・ルカ・コバッチュ宛で手紙が来たのを見たアビーがこの一言を発してます。意味は、「マジで?冗談でしょ!?」とか「冗談言わないでよ」とかいう感じ。バリエーションもYou're kidding. とかAre you kidding?、他にもYou gotta be kidding. とかいくつかありますが、同じ意味。

この表現も、海外ドラマを見ていると本当によく耳にする表現です。例えば、昨日紹介した「Lの世界」でも、ベットとティナが乗ったエレベーターが急に止まってしまったシーンで使われてます。 下の動画の29秒辺りです。




昨日も書いた通り、「Lの世界」はケーブル局の制作なのでF-wordが間に入ってますけど(笑)、でも表現は同じですよね?? "You've got to be f--king kidding me." って。F-wordはただの強調ですし。エレベーターが止まっちゃったことに対して、「マジで??冗談でしょ!?」って言ってるシーンになります。

これ、文法的に『have got toで「~しなければならない」って意味で、kidは「冗談を言う」って意味だから・・・』とかって考えても別にいいんですけど、このまま丸ごと意味と状況と結びつけて覚えちゃえばそれでいいんじゃないかと個人的には思います。動画のような「は??マジで!?」みたいなシチュエーションでは是非使ってみましょう!!

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