2009年4月6日月曜日

People aren't gonna buy that.

今日のドラマは「デスパレートな妻たち」です。アメリカの郊外に住む主婦たちの生活を描いたこのドラマ。私はシーズン2の途中までは見た記憶なんですが、その後はちょっとまだ見れていません。アメリカでは今シーズン5が放送中で、日本はシーズン3まで放送が終わっているのかな?と思います。

主人公の主婦を演じているのは、スーザン役のテリー・ハッチャー(Teri Hatcher)、ガブリエル役のエヴァ・ロンゴリア・パーカー(Eva Longoria Parker)、リネット役のフェリシティ・ハフマン(Felicity Huffman)、ブリー役のマーシア・クロス(Marcia Cross)といった面々。皆さん、アワード賞とかあれば引っ張りだこの大人気女優さんたちです。エヴァ・ロンゴリアなんてもうまさにこのドラマで大ブレイクして、一躍ラテン系女優の代名詞みたいになったし、NBAのトニー・パーカー選手と結婚するしでゴシップ誌の常連みたいになってます。

シリーズは主婦仲間の1人、メアリー・アリス・ヤングが銃で自殺をしたところから始まっていて(彼女がドラマの中でナレーターをしているという設定なんですが)、ちょっとミステリー仕立てっぽかったのに、だんだんとそれぞれのキャラクターの人生模様を描いたドラマになっていったイメージです。個人的には。

英語的には、多々あるアメリカドラマの中でもかなり聞き取りやすい方ではないかと思います。いわゆる普通の会話がほとんどなので、医療用語がいっぱいとか法律用語がいっぱい、っていうようなこともないし(笑)、ナチュラルな表現を身につけるにはよい素材だと思います。ティーンを中心にしたドラマというわけでもないので、スラングも多くないですし、ものすごく早口でしゃべる人もいないので。

さて、そんなドラマから今日取り上げるのは下の動画、1分57秒辺りのこちらの表現。






"People aren't gonna buy that."


エヴァ・ロンゴリア演じるガブリエルは元トップモデルという設定。結婚を機にモデル業からは退いていたのですが、カムバックをしようとしていて、今回得たモデルの仕事がこの動画のシーンのお仕事。先輩風を吹かせて若いモデルに「心配することないわよ。カメラマンの言うことに従ってれば大丈夫よ。」ってアドバイスしてみるものの、そのモデルに「私、2年もモデルやってて雑誌の表紙もいっぱい体験してるし、カメラマンとは寝てるから」って言われちゃう始末。そしてその若いモデルの母親役として撮影に参加することになります。

カメラマンに「雑誌見る人が、ターニャ(若いモデル)と父親役のモデルを見て、それじゃ、この人(ガブリエルのこと)は何なんだろう?って思っちゃうんじゃない!?」って言ってみるものの、「君は母親役だよ」と言われたことに対する今日のセリフです。

「(雑誌を見る)人はそうは思わないわよ!」っていう意味のこのセリフ。ポイントはbuy です。buy って言えばまず「買う」っていう意味が思い浮かびますが、その他にも「(話を本当と)信じる」とか「受け入れる」っていう意味があります。ここの表現もその意味でのbuy が使われているので、「人々は私が母親だとは思わないんじゃない!?」ってガブリエルが言ってることになりますね。このbuy の使われ方もドラマ等ではよく耳にする表現。CSIとか見ていると、容疑者が話した内容についてCSIメンバーがI don't buy it. (それは信じられないね。)なんて言ってることがよくあります。

buy=買う、と思っていると、今回の表現なんかだとイマイチ意味がわからなくなってしまうので、こんなbuy の使い方もあるんだな~ということで覚えておくと、次にドラマを見ている時にこの意味のbuy が出てきた時に耳に引っかかるはず。是非使い方、覚えてしまいましょう!!



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