2009年4月21日火曜日

No offense.

今日は「アグリー・ベティ」です。今アメリカでは1ヶ月以上新エピソード待ちとなっているこのドラマですが、4月30日にやっと新エピソードが放送されるらしいです。アメリカのドラマってこうやってシーズンの途中で1ヶ月休止したりってよくありますけど、どうしてなんでしょう??撮影が間に合ってないのかな??先日も「ゴシップガール」が1ヶ月くらいお休みでしたしね。いつもの時間にテレビをつけたら、再放送でガッカリ・・・なんてこともよくありましたけど。日本じゃすごく苦情がきそう・・・。

さて、そんな「アグリー・ベティ」から今日取り上げるのは下の動画、52秒辺りのこちらの表現。





"No offense."


元々ベティと同じくMODE誌のアシスタントだったニックが、ニューヨークレビューの副編集者になったことを知ったベティが「どうやってその仕事をゲットしたの?」(How did you manage to get that job?)と聞いています。ベティは「ここで長く働いていたという訳ではないし」(I mean,you weren't an assistant here for very long)と言った後で、さらに今日の表現を含んでこう続けています。and no offense, but you weren't really that good at your job either.(悪気はないんだけど、アシスタントの仕事にもそんなに優れてたわけじゃないでしょ)。

この、No offense ですが、「悪気はない」とか「悪く取らないで欲しいんだけど」といった意味のお決まりの表現です。No offense to you という形で、to + 人が後ろについてくることもあるんですが、ドラマで聞くのはNo offense だけの形の方が多いような気がします。

これも本当に頻出なので、こんな感じで使われるんだよ、というところで他の例も見てみましょう。まずは同じく「アグリー・ベティ」から。2分39秒と2分45秒辺りです。




ベティの姉、ヒルダとフェリシアがある男性(アーチー)を巡って言い争いを繰り広げているこちらのシーン。彼を取り返すことに決めた!と言ったフェリシアに対してヒルダが「彼は渡さないわ」(Oh, sorry you can't have him.)と言ったところ、フェリシアがこう言っています。No offense, but you can't stop me. Archie loves him some Vanilla ice cream.(悪気はないけど、私を止めることはできないわよ。アーチーはバニラアイス(って自分のことを指して言ってます)が好きなのよ。)それに対してヒルダも、Well no offense, but I don't think Archie's gonna go back to vanilla when he has tasted hot, melted, caramel surprise.(悪気はないけど、ホットでとろけるキャラメルを味わった彼が、バニラに戻るとは思えないわ)って言い返してます。ちょうどお互いNo offense って言っているので使われる状況が2度も確認できていいですね!この動画(笑)。

さらにもう1つ、「アグリー・ベティ」から。これは本編ではなく、放送局ABCのウェブで限定公開されているMode After Hours という、「アグリー・ベティ」の登場人物、マークとアマンダの2人を主演にしたミニビデオ。私、この2人、大好きなので、何気に本編よりこっちの方が楽しみなくらいです(笑)。アマンダ役のベッキー・ニュートンが可愛すぎます!!さて、そんな動画から、2分25秒辺り。




マークとアマンダがエレベーターに閉じ込められてしまい、「もう死んじゃうかも!!」と言ってお互いに秘密を打ち明けあったり、「他の人はみんな死んじゃったんだ!!」と言って「人類最後の希望だから私たちで子供作らなきゃ」って言ってみたり(笑)してるんですが、マークはゲイという設定なのでちょうどアマンダと子作りをしようとする辺りでエレベータが動き出したのでThank God, no offense.(良かった!!って悪気はないよ!)って言っている感じです。

さて、最後は「サマンサ Who?」から、「フルハウス」のミシェル役でおなじみ、メアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)がゲスト出演した回の動画から、40秒辺りです。




釘の仕分けをするように言われてしまったサマンサが、「私がやるはずなのはこの仕事じゃないのよね」(I didn't sign up for this part of it.)と言った後に、No offense. って言ってます。釘の仕分けをしているメアリー・ケイトにとっては失礼な発言だったから、それを「悪くとらないでね」って言い訳している感じかなと思います。

とまぁこんな感じで色々なドラマにジャンジャン出てくるこちらの表現。日本語でもちょっと相手に失礼なこと言っちゃったかも!?という時に、「悪気はないんだよ」って付け加えることあると思います。同じような形で英語でも使えるので、覚えておくとベンリだと思います。

ちなみに今日取り上げたNo offense ですが、ちょうどMiss USAで同姓婚について尋ねられたMiss California の回答の中でも使われています。彼女の回答が今かなり話題になっているようなので、そちらも一応動画貼っておきますね。




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