2009年5月31日日曜日

End of discussion.

今日は「グレイズ・アナトミー」です。「グレイズ」を放送しているのがABC局ですが、そのABCが人気番組を集めたプロモを作成したみたいで人気ドラマ、バラエティの人気者が大集合した豪華CMになってます。「デスパレートな妻たち」からはテリー・ハッチャー(Teri Hatcher)、マーシア・クロス(Marcia Cross)が。「ロスト」からはマシュー・フォックス(Matthew Fox)、ホルヘ・ガルシア(Jorge Garcia)。「グレイズ」からはエリック・デーン(Eric Dane)、「プライベート・プラクティス」からケイト・ウォルシュ(Kate Walsh)、「ブラザーズ&シスターズ」からデイブ・アナブル(Dave Annable)とサリー・フィールド(Sally Field)が。「アグリー・ベティ」からはベッキー・ニュートン(Becki Newton)も。

他にも人気バラエティからは「Dancing With the Stars」の審査員とか、「The Bachelorette」のジリアン・ハリス(Jillian Harris)とかも出てますねー。ジリアン、可愛いなー☆ま、他に見たことない人もいますけどー。ということで実際のプロモは下の動画からどうぞー。「アグリー・ベティ」のアマンダ役、ベッキー・ニュートンのDude. っていうセリフが個人的に超ツボでした(笑)。 にしても、これだけ人気番組を抱えるABC、すごいですねー!!



さて、そんな「グレイズ・アナトミー」から今日取り上げるのは下の動画、8秒辺りのこちらのセリフ。




"End of discussion."


彼氏デレク(パトリック・デンプシー)が、妻アディソン(ケイト・ウォルシュ)との離婚届にサインしなかったって言って、デレクの今の恋人、メレディス(エレン・ポンピオ)が激ギレしているシーン。「この会話をもう繰り返したくはないわ。離婚届にサインしなかったのね。いいわ。わかったわ。」(I don’t want to have this conversation again. You didn’t sign the divorce papers. Fine. I get it.)って本当に怒りまくり。そしてこのセリフの最後に言っているのが、今日取り上げたフレーズです。

End of discussion. これ、文字通り、って感じなんですけど「議論は終わり」「これ以上議論することはない」という意味で、話し合いをバシっと切ってもう反論は受け付けない!って感じのイメージになる表現です。ここもメレディスが「もうこれ以上話すことなんてないわ!」って話を終わらせようとしている感じです。

そういえば余談ですけど、この動画に「ロスト」にダーマ・イニシアティブのメンバー、マービン・キャンドル役として出演しているフランソワ・チャウが出てますねー。ABCつながり。

さて、今日取り上げた表現もドラマではちょくちょく耳にしますので、他の例も見てみます。「ブラザーズ&シスターズ」から3分2秒辺り。



自分のパートナーの家のThanksgiving(感謝祭)に参加する為、自分の家の感謝祭に参加しないキティ(カリスタ・フロックハート)。参加しないのは自分だけかと思っていたら、次男のケヴィンも参加しないことが発覚し、2人で三男のジャスティンに電話をしているシーンです。ジャスティンも彼女のレベッカと一緒に過ごすので行けない、というので兄妹みんなが参加しないのはマズイと思っている上の2人が「私たちは旦那とその友達たちと一緒に行かなきゃいけないから・・・」(Kevin and i are going away with our husbands, and husbands trump boyfriends.)って言ってます。

そこでジャスティンは「いい?僕は結婚してないかもしれないけど、今僕が何してるかわかる?レベッカの部屋を掃除してるんだよ。そのくらい深い関係なんだ。僕らはカップルで、だから申し訳ないけど今年はレベッカとレベッカのママと過ごすんだ」(All right, look, I may not be married. But you know what I'm doing right now? I'm vacuuming rebecca's floor. Yeah. I'm deep in this. We're a couple, and I'm sorry, but this year, it's about rebecca and her mom.)って言ってます。どんな理由!?って感じですけど(笑)、このセリフの後にジャスティンがEnd of discussion! って言ってます。これも「話は終わり!」って感じですね。

使われ方、わかってきましたよね??ちなみにこの動画、昨日取り上げたHere's the deal. が3分55秒辺りに、You've gotta be kidding me.What's going on? が4分1秒辺りに、She's gonna freak out. が4分8秒辺りにと今までの見てきた表現がいっぱいなので、復習にも良い動画になってます。合わせて確認してみて下さいねー。

ということで、今日取り上げた表現もドラマなどでちょくちょく耳にしますので覚えておくと良いと思います。誰かと口論になった時なんかにも使えますしね(笑)。


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2009年5月30日土曜日

Here's the deal.

今日は「プライベート・プラクティス」です。このドラマで主役のアディソンを演じているケイト・ウォルシュ(Kate Walsh)。元々同じアディソン役で「グレイズ・アナトミー」に出演していて、「グレイズ」が人気となり、そのスピンオフとして誕生した「プライベート・プラクティス」の主演に抜擢されたわけですが、「グレイズ」でクリスティーナ役を演じているサンドラ・オー(Sandra Oh)と過去に映画で共演しています。その映画というのが「トスカーナの休日」で、2人はレズビアンカップル役を演じてます。サンドラは準主役って感じで、ケイトはそれほど出番がないんですけど、「グレイズ」で後に共演して、ブレイクする前の2人の活躍ぶりが見られます。あ、ちなみに映画自体もイタリアに行きたくなる、綺麗な映画です。



さて、そんな「プライベート・プラクティス」から今日取り上げるのは、下の動画4分15秒辺りのこちらのセリフ。




"Here's the deal."


ピートにデートをすっぽかされて怒り心頭のアディソン。翌日ピートに向かってその件について文句を言っているシーンです。「記憶喪失になったとか、ERで死に掛けてたとかだったら今教えてね」(Stop me now if you had amnesia or you were bleeding to death in an ER?)って文句を言い出す前に一応確認(笑)。ピートが肯定しないのでそこでアディソンが続けて言っているのが、次のセリフです。

No? Good, here's the deal. 注目したいのはhere's the deal. の部分。これで、「よく聞いて」とか「いいかい」っていう意味になる表現で、大事な話を始める前によく使われます。ここでもアディソンが「そうじゃないのね?よかった。じゃ、よく聞いて」って言って次に「昨日のことは私が全て責任を取るわ。あなたは確かに何度も警告してたもの。」(I take full responsibility for last night, i was warned repeatedly by you no less.)って感じで話の核心に迫っていってます。

この表現も使用例を見ていけば使い方がもっとわかりやすいと思うので、他の例も見てみます。まずは「ブラザーズ&シスターズ」から54秒辺り。



Thanksgiving(感謝祭)は家族で集まってお祝いするのが恒例なのに、兄妹がみんな感謝祭に参加出来ないということが判明し、唯一参加予定の長女のサラに参加出来ない、ってことを打ち明けているシーンです。サラは自分だけが母親と過ごさなければいけないことになって不機嫌になってます。そこで長男トーマスがHere's the deal. って話を切り出して、今度はこのことを誰が母親に伝えるか、っていうことをくじ引きで決めようって提案してます。セリフ的には、Here's the deal. Whoever draws the short stick has to tell mom. って感じ。このシーン、大好き!いいなー、こんなに兄妹いたら絶対楽しいよねー。

さて、もう1つ例を見てみます。今度は「Lの世界」から55秒辺りと1分38秒辺りです。



ティナ(ローレル・ホロマン)がプロデュースしている映画について、監督のケイトと彼女のマネージャーと話をしているシーンです。原作者であるジェニー(ミア・カーシュナー)が映画の脚本も手掛ける話になっているので、「ジェニーとはどんな感じ?脚本を見るのが待ちきれないわ」(How's it going with Jenny? I can't wait to take a look at the script.)というティナですが、ケイトは答えに窮しています。そこで代わりにケイトのマネージャーが、Here's the deal. って言って彼らの本心を切り出してます。「いいかい?ケイトは素晴らしい仕事をしたんだ。でもあのライターは全然ダメだよ。正直言ってね」(Look, here's the deal, okay? Kate did a noble work, and, you know, this writer is completely incompetent, I gotta tell you.)っていう感じですかね。全体では。

さらにケイトが脚本を書いた方がいいんじゃないかとマネージャーが暗に提案し出したので、そこでケイトは「別に私がこれを書きたいから言ってるわけじゃないんだよ」(I'm not angling to write this, okay.)って言ってます。がマネージャーは、She's been shy, but here's the deal, you know, whether she's angling for or not, Jenny Schecter is a complete waste of her time. って続けてます。ここも「ケイトは遠慮してるけど、でもいいかい?ケイトがこれをやるにしろ、やらないにしろ、ジェニーはケイトの時間を無駄にしてるに過ぎないよ」って言ってる感じ。Here's the deal が自分の言いたいことをハッキリさせる前に使ってますよね?

ちなみにこの動画、1分47秒辺りに以前に取り上げたget rid of が使われてますね。こちらも合わせて再度確認しておくとよいかもー。

さて、こんな感じでHere's the deal. もドラマ等によく出てくる表現です。大事なことを切り出す前に、ここがポイント!って相手にちゃんと示すためにも、覚えておいて使ってみると良いと思います。相手に言われた時も、おっ!これから肝心のところがくるんだ!って身構えることが出来ますしね。


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2009年5月29日金曜日

Do me a favor?

今日は「Lの世界」です。ラストシーズンにあたるシーズン6に、撮影上のミスと思われるシーンが!アリス(レイシャ・ヘイリー)とシェーン(キャサリン・メーニッヒ)がメキシカンレストランで話をしています。注目して欲しいのはシェーンの手元。背中から撮ったシーンではメニューを開いているシェーンが、シェーンを正面から撮ったシーンではメニューの影もありません(笑)。こういうことってよくありますけど、見つけた人、すごーい!と思ってみました。撮影しながら気がつかないものなんでしょうかねー??是非動画で確認してみてください☆




さてそんな「Lの世界」から今日取り上げるのは、下の動画1分11秒辺りのこちらのセリフ。





"Do me a favor?"


元々ルームメイトだったシェーンとジェニー(ミア・カーシュナー)が恋人として付き合いだしたんですが、シェーンの部屋をジェニーが勝手に自分の書斎に変えてしまった、というシーンです。ジェニーは「ずっとオフィスが欲しかったし、これでキッチンで仕事しなくてもよくなるし、どうせ一緒に寝てるんだからこれって完璧じゃない!?と思って。」(I’ve been wanting to have an office so I didn’t have write in the kitchen, and now that we’re sleeping together, I just thought that this would actually be perfect.)って言って自分のアイディアを絶賛って感じですが、シェーンは「私のこと、試してるの?これってそういうこと?私がジェニーのクレイジーさにどれ位耐えられるかどうか試してるの?そういうこと?」(Are you testing me? Is that what this is about? Are you putting on the Crazy Jenny Show just to see how far you can push it with me? Is that what this is?)って言ってこのアイディアを全否定。そこでジェニーがすねてしまって、「わかった。元に戻すわ。私って本当にバカなんだから」(I can change it back. I'm stupid..)って始まったのでそこでシェーンが言っているのが次のセリフ。

Do me a favor? Don't get melodramatic right now, okay? Please. 注目したいのはdo me a favor の部分。これで「お願いだから」とか「頼むからさぁ」と言ったような意味になる表現です。ここではちょっと疑問形っぽく語尾が上がっているので、Do me a favor? って感じで「お願いがあるんだけど」とか「頼みたいことがあるんだけど」という感じの意味になります。だからここではすねてしまったジェニーに対してシェーンが「お願いだから、メロドラマみたいなリアクションしないで!頼むよ。」って言っている感じです。

このdo me a favor? を使った表現がこれまた超頻出&日常生活でもこれでもかっ!っていう位に使える表現なので、他の例もちょっとチェックして見ましょう。「CSI:NY」から5分26秒辺りです。




ダニーとリンジーのカップルですが、関係がギクシャクしてます。ダニーは「昨日はランチに行きたくなかったんだよ。どうしてそんなに怒る必要がある?」(Look, I didn't want to go to lunch yesterday. Why you gotta make such a big deal out of it?)って言ってます。なんて鈍感なの!ダニー!!って感じですけど、そこでリンジーが言っているのがこちらのセリフ。

Do me a favor Danny, don't reduce me to some shallow clingy girlfriend that's starting to suffocate you, ok? That's not what this is about. ここも「ダニー、お願いがあるんだけど。」ってリンジーが切り出している感じですね。そして「私が相手のことを束縛したがるやっかいな女みたいに扱わないで。そういうことじゃないでしょ!?」って言ってますね。これも上の「Lの世界」と同じ形で使われていますね。

次は「ゴシップガール」から10秒辺りです。




ネイト(チェイス・クロフォード)が彼女のブレア(レイトン・ミースター)にお願いがあるんだけど、と切り出しているシーンです。ネイトはWould you do me a really big favor? って言ってます。これも考え方は同じです。ただDo me a favor? って言うよりはもうちょっと丁寧な言い方でWould you ~? の形を使って聞いていますけど、意味的には同じ。そして、さらにa favor ではなくて、a really big favor って形を使っているのでこれは普通のお願いよりももっと「超お願いがあるんだけど」みたいにお願い事が大きいってことを表している感じ。Would you do me a favor? も a big favor のパターンもどちらも普通に使われる表現なので合わせて覚えておくと良いと思います。

他にも、Could you do me a favor? とか、Could I ask you to do me a favor? とか色んな使われ方をしますけど、とりあえずどれか1つ、自分の使う形を丸ごと覚えておいてそのまま考えなくても口から出てくるようにしておくと、お願い事をする時にかなり使えると思います!ちなみに私は、Could you do me a big favor, please? をよく使うかな。

ということで、これも超大事な表現なのでバッチリ覚えてしまってくださいねー。


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2009年5月28日木曜日

She was the last thing we had in common.

今日は「ゴシップガール」です。放送局のCW Network がCW Network Upfront というイベントを開催して、このドラマの出演者が大集合したとか。みんなオフ期間中なので、ドラマの中とちょっとイメージ違う感じで登場してます。ブレア役のレイトン・ミースター(Leighton Meester)はドラマの中ではブルネットだけど、今はブロンドっぽい感じですね。イメージちがーう!でもレイトンは元々ブロンドらしくて、ブレア役のためにブルネットに染めたらしいので、こっちが本物なのかな?そして、お付き合いしていると言われているチャック役のエド・ウェストウィック(Ed Westwick)とヴァネッサ役のジェシカ・ゾー(Jessica Szohr)は2人ともものすごく焼けてません??バケーションでも行ったのかしら?にしてもジェシカはドラマの中よりも、普段の方が断然セクシーですよね~☆声も違う気が!

ジェシカとセリーナ役のブレイク・ライブリー(Blake Lively)、ダン役のペン・バッジェリー(Penn Badgley)がシーズン3についてチラッとしゃべっているインタビューです。シーズン2のことがちょっとネタバレしてますので、知りたくない方は見ないでくださいね!


イベントの写真のスライドショーはこちら。エドとジェシカの焼けっぷりや、レイトンの髪の色はこちらでよくわかりますよー。


さて、そんな「ゴシップガール」から今日取り上げるのは、下の動画30秒辺りです。




"She was the last thing we had in common."


チャックとブレアがチャックのパパ、バートとセリーナのママ、リリーの結婚式で話をしているシーンです。昔の仲間、ジョージーナが現れてセリーナとダンのカップルを中心に色々かき乱されてたんですけど、それをブレアが解決した後の会話って感じです。ブレアは「ジョージーナの件が終わった今、あなたと私の関係も終わりよ」(Now that Georgina is done, so are you and I.)って言ってます。それに続けて言っているのが今日取り上げた、She was the last thing we had in common. っていうセリフ。

ポイントは、in common です。これで「共通して」「共通の」という意味になる表現。ここで使われているようにhave in common ってなると「共通点がある」とか「共通点を持っている」っていう意味になります。だからここではブレアが「彼女(ジョージーナ)が私たちにとって最後の共通の敵だったのよ」って言っている感じ。チャックもネイト(チェイス・クロフォード)もみんな、ジョージーナのことはよく思っていなかったので。 このジョージーナ、超ビッチ!なの、ほんとに(笑)。でもいい味出してて、シーズン2にも最後の方に登場してまたいい味出してました。

さてこのhave - in common も本当によく使われる表現ですので、他の例も色々見ていきたいと思います。懐かしの「フルハウス」から1分50秒辺りです。



長女であるDJが、自分は高校生で次女ステファニーと三女ミシェルは小学生であることから、自分とステファニーが同部屋であるのはおかしい!自分の一人部屋が欲しい!とアピールをしているシーンです。その話を聞いたステファニーは大反対で、そこでステファニーが言っているのがこのセリフ。I happen to be in 4th grade, and have nothing in common with a kindergarten baby like Michelle.

ここはhave nothing in common っていう形が使われていますよね?これも「共通点がない」っていう意味になる表現です。わかりますよね?in common なものがnothing 、つまり共通点がないってことです。だからここではステファニーが「私は4年生なんだし、ミシェルみたいな赤ちゃん幼稚園生とは何も共通点がないんだよ!」って言っている感じ。

それにしても久々に「フルハウス」見ましたけど、面白いー!!子供たちがみんな可愛いし☆日本語でしか見たことなかったけど、今見たら英語も簡単だし。ミシェルは時々何しゃべってるかわからない時がありますけどね。ちびっこ過ぎて(笑)。

他の例も見てみましょうね。映画「ミーンガールズ」のクリップから2分9秒辺りです。



高校のノーバリー先生(ティナ・フェイ)がショッピングをしているところに出くわしたケイディ(リンジー・ローハン)たち。「ショッピングですか?」(You shopping?)と聞かれたノーバリー先生が「いいえ。彼と来ているの」(No, I'm just here with my boyfriend.)って答えて指差したのがものすごいおじいちゃん。みんなが驚いたところで、先生は「冗談よ。大人って時々冗談を言うのよ」(Joking. Sometimes older people make jokes.)って言ってます。それを聞いた男の子が「僕のおばあちゃんは酔っ払うとカツラを取るよ」(My nana takes her wig off when she's drunk.)って言ったのに対する、先生のセリフがYour nana and I have that in common. です。「あなたのおばあちゃんと私はそれが共通してるわ」って言ってる感じですね。直訳ですけど・・・。

とまぁこんな感じで使われる表現です。他にもYou and I have a lot in common. (あなたと私は似たところがたくさんある)とか、I have little in common with him. (彼とは共通点がほとんどない)とか使い方は色々。とにかくよく聞く表現なので、使い方を含め覚えておくと良いと思います!


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2009年5月27日水曜日

Good for you!

今日は「アグリー・ベティ」です。このドラマでベティ(アメリカ・フェレーラ)の働く編集部「MODE」の受付嬢、アマンダを演じているのがベッキー・ニュートン(Becki Newton)。私、彼女の顔が超タイプですっごい可愛いと思うし、インタビューを見ていると性格もハイパーな感じで好感度大。アマンダっていう役自体はわりと意地悪言ったりする感じなんですけど、素顔は全然違いそうな感じです。

彼女が「Live with Regis and Kelly」っていう朝のトーク番組にゲスト出演した際のインタビュー見てたら、旦那さんとの馴れ初めについて話していました。なんとNYの地下鉄のホームで出会ったとか。すれ違いざまに目が合って、通り過ぎて振り返ったら彼もベッキーを見ていて、その後彼がベッキーの肩をトントンと叩いて、I think I might be lost. (僕迷っちゃったみたいなんですけど・・・。)って言ってきたらしいです。そして一緒に地下鉄に乗って、電話番号を交換し、旦那さんが出ていたブロードウェイミュージカルを見に行ったのがきっかけで最終的には結婚!だそうで。可愛いお話~。司会のRegisもWhat a story!って言ってますもんね。ドラマみたーい。が、よく考えたらナンパですよね。普通に。危ない人じゃなくて良かったねー(笑)。





そして肩をトントンした旦那さん、クリス・ディアマントポロス(Chris Diamantopoulos)はこちら。それにしても、名字長っ!!(笑)。動画の中でもインタビュアーがちゃんと名前を言えたことに、ベッキーもクリスもビックリしてますもんね。名字的にギリシャ系なのかなー?





さて、そんな「アグリー・ベティ」から今日取り上げるのは、下の動画1分48秒辺りのこちらのセリフ。






"Good for you!!"


ベティの甥っ子、ジャスティン(マーク・インデリケイト)がベティのボスであるダニエル(エリック・メビウス)からバスケを習っているシーン。ジャスティンのパパ、サントスは撃たれて死んでしまって、ジャスティンはサントスみたいに強くなりたいんですけど、ゲイな感じの少年なのでバスケとかも全然出来ないんです。でも頑張って練習したんだよーっていうのを母親のヒルダ(アナ・オルティス)に写メを見せて説明しています。「これはもう少しで入りそうだった時の写真。でもポールについてたなんか気持ちの悪いもの触っちゃって」(This one almost went in but I touched something gross on the pole.)っていうジャスティンにヒルダが言っているのが今日取り上げたセリフです。

Good for you!! はそのまま丸ごとで「良かったね!!」「いいことだわ!!」っていう意味の表現。ここでもジャスティンが頑張って練習していることを知ったヒルダが「良かったね!」って言っている感じ。このGood for you!! って本当によく使われます。例えば、I passed the exam! (試験にパスしたよ!)と言ってきた友達に、Wow, that’s great! Good for you!! って言ったりとか、I lost my weight!(痩せたんだー)って言う友達に、Good for you!! って言ったりとか。かなり使える場面は多いはずです。

他の例も見ていくと使う場面のイメージがつかみやすいかと思うので、他の例も見てみますね。まずは今年の参加者、スーザン・ボイル(Susan Boyle)さんが世界的に大人気となっている、イギリスのオーディション番組、Britain’s Got Talent から、去年の優勝者、ジョージ・サンプソン(George Sampson)君の決勝でのパフォーマンス動画です。4分25秒辺り。





ジョージ君のパフォーマンスのことを審査員のサイモン・コーウェル(Simon Cowell)が「君の歳でライブのパフォーマンスを2回もこのプレッシャーの中でバッチリやり遂げるなんて、ほとんど不可能に近いんだよ。なのに君はバッチリやり遂げたね」(Doing that once is tough, actually doing that a second time with the pressure at your age, in a live final, and getting it absolutely spot on. I mean it’s almost impossible and yet you did it.)って絶賛。その後、Good for you!! って最後に言ってますね。これも「良かったね!」とか「よくやったよ!」みたいな感じですね。

次は「Weeds ~ ママの秘密」から。このドラマ、夫を亡くした未亡人が2人の息子を育てるために大麻(Weed)の売人をする、って話です。日本じゃなかなか受け入れられなそうですけど、結構面白いんですよねー。これも「Lの世界」と同じ、ケーブル局であるShowtimeで放送されているので自由度が高くて。ということで、動画が貼り付けられないのでリンクから、29秒辺りです。

http://www.youtube.com/watch?v=qRIDDAF1Dj0

その売人ママ、ナンシー(メアリー・ルイーズ・パーカー)の息子、シェーンがナタリーの友人、シリアと話をしているシーン。「みんな僕のこと変だって思ってるんだ」(Everyone thinks I’m weird.)というシェーン。でも彼は「全然気にしてないんだ」(I really don’t care what they think.)とも言ってます。それを聞いたシリアがGood for you!! って言ってますね。「いいことだわ!」って言っている感じかなって思います。

さて、この辺で変則パターンもちょっと見てみようかと。未解決の殺人事件、通称「コールドケース」を捜査する刑事たちのドラマ、「コールドケース」から55秒辺りです。





主人公の刑事、リリー(キャスリン・モリス)が取調べ中に自分の過去を話しているシーン。取調べをされているアーチーがフィルターのないタバコを吸っているのを見たリリーが「フィルターのないタバコね。昔を思い出すわ。私の母親は1日に2箱吸ってたの」(Non-filters. Reminds me of home. My Mom had a two pack a day habit.)って言ってます。それを聞いたアーチーがGood for her. って言ってます。

構造的にはGood for you. と同じですけど、ここではher になっていますよね?このher は話の流れ的にリリーの母親を指しています。要はフィルターのないタバコを1日に2箱も吸っていたリリーの母親のことを、アーチーが皮肉的に「それは体にいいね」って言っている感じ。

このパターン、もう1つ見てみます。ちょっとたどり着くまで長いんですが「プライベート・プラクティス」から7分23秒辺り。





同僚、ピートにデートをすっぽかされたアディソン(ケイト・ウォルシュ)。その翌日、お互い仕事に徹することにしてアディソンは次に進もうとしてます。そんなアディソンをみたピートが同僚のクーパーに「アディソンが今晩誰かとデートするみたいなんだけど」(I think Addison has a date tonight.)って相談(?)に行ってます。そこでクーパーがGood for her! って言ってます。このher はもちろんアディソンのことですよね。デートがあるらしいアディソンのことを、「そりゃ、よかったね」って言っている感じ。

とまぁこんな感じで面と向かって相手に「良かったね!」って伝える時でも、誰かと第3者の話をしていてその第3者にとって何か良いことがあった時にその人のことを「良かったね!」って言う時にでも、同じような使い方をします。誰にとって良かったのか、っていう最後のyou だったり、her だったりが変わるだけですね。

ま、とりあえずはGood for you! を丸ごと覚えておけば、かなり色々な場面で使えると思うのでおススメですよー。


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2009年5月26日火曜日

Well, guess what.

今日は「グレイズ・アナトミー」です。このドラマでイジー・スティーブンス役を演じているキャサリン・ハイグル(Katherine Heigl)。彼女は昨年、ドラマ界のアカデミー賞にあたるエミー賞へのノミネーションを「自分の役は薄っぺら過ぎてノミネーションに値しない」という理由で辞退した、という経歴があります。そんなキャサリンですが、今年はエミー賞に再度参戦とか。確かに終了したばかりの「グレイズ」シーズン5は、もはやイジーが主役なんじゃないかと思うくらいキャサリンの見せ場が多いシーズンだったので、彼女的にも納得のシーズンだったんでしょうかね・・・。まぁ実際にノミネートされるかどうかはまだわからないですけど、わたし的にはクリスティーナ役のサンドラ・オー(Sandra Oh)も候補に挙げて欲しいなって。彼女もいい演技してると思うんですけどー。

そしてそんな「グレイズ・アナトミー」、シーズン5のフィナーレは視聴率が超良かったらしいです。他の局のフィナーレ等を合わせても、ドラマでは1番だったみたい。まぁね、あの展開はものすごかったですもんね。納得納得。

さて、そんな「グレイズ・アナトミー」から今日取り上げるのは下の動画、35秒辺りのこちらのセリフ。




"Well, guess what."


ガールフレンドであるカリー(サラ・ラミレス)と約束していたジョージ(T.R.ナイト)ですが、急遽親友イジーの為に家に帰らなければいけなくなり、それでカリーともめているシーンです。カリーは「いつもイジーやメレディスなのね。私のためだったことはない。あなたにとって私って何なの?彼女?それとも遊び相手?あなた、自分でもわからないんじゃない?」(It's always Izzie or Meredith. It's never me. Who am I to you George? Am I your girlfriend? Am I somebody to mess around with? Do you even know?)って言ってます。可哀想なカリー・・・。 カリーはどうにも恋愛関係がうまくいかないですね・・・。どのシーズンでも。

そしてこのセリフに続けて言っているのが今日取り上げたセリフ。Well, guess what. Now you don't have to bother figuring it out. です。注目したいのはGuess what. の部分。これは「ねぇ聞いて」とか「何だと思う?」とかいう意味の表現で、話を切り出す時や相手の注意を引きたい時なんかにものすごーくよく使われます。ここでもカリーが「ねぇ、聞いて。」とか「いい?」って肝心なことを言う前に、ジョージの注意を再度引きつけている感じ。セリフ全体としては「ねぇ聞いて。もうその答えを見つけようとして悩む必要はないわ」って言っている感じかな。

ここで使われている、figure out、前に取り上げたの覚えていますかー??「~であるとわかる」とか「解明する」「理解する」「考え付く」とかそんな意味でしたよね?こちらも合わせて改めて確認しておきましょうね!

さてと今回の表現も使われるシチュエーションを見ていくと、こういうタイミングで使えるんだなーってわかってくると思うので他の例もちょっと見てみます。「Lの世界」から、1分37秒辺りです。



シェーン(キャサリン・メーニッヒ)と関係を持ったモリー(クレメンタイン・フォード)ですが、母親とシェーンについて「シェーンは学校を卒業してないけど一緒にいたいの!」的な話をしていたのを聞かれてしまい、シェーンに距離を置かれてしまいます。が、シェーンを諦めきれないモリーはシェーンを追いかけてきて、自分の気持ちを伝えているシーンです。シェーンは「セックスもひどかったしさ」」(We had terrible sex.)って言ってますが、モリーは「そんなことない。素敵だったわ」(No, it was great for me!)って言ってます。

そしてさらに「あなたはあまりにもたくさんの女の子と付き合ってきたから、女の子と初めてセックスした時のことを覚えてないのよ」(You've just been with so many girls, you don't remember your first time!)って言うモリー。その後で言っているのが、Well, guess what, it was my first time! And it was great! です。ここもモリーが肝心のことを言う前にシェーンの注意を再度引いている感じですね。セリフとしては「いい?聞いて。あれが私にとっては初めてで、そして素晴らしかったの!」って感じかな。

わかってきましたかね?もう1つくらい見ておきますね。映画「ジュノ」に主演したエレン・ペイジのインタビュー動画から15秒辺りです。



実際の映画の中のシーンからなんですが、エレン演じるジュノが妊娠したことを彼氏のブリーカー(マイケル・セラ)に伝えるシーンで、So, guess what? って話を切り出してます。これも同じですよね。「ねぇ聞いてよ」とか「何だと思う?」っていう感じですね。そしてそれを受けてブリーカーが、「何?わかんないよ」(What? I don't know.)って言ったのに対して、ジュノが「妊娠したの」(I'm pregnant.)って告白してます。

こうやって見てくると大事なことを伝える前に、話している相手の注意を引いたり、話を切り出したりする時に使われていることがわかりますよね?この表現も本当にしょっちゅうドラマや映画に出てくるので、使い方、バッチリ覚えてしまいましょう!!


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2009年5月25日月曜日

We will see.

今日は「Lの世界」です。このドラマでシェーン役を演じていたキャサリン・メーニッヒ(Katherine Moennig)が4月にCBSの「Three Rivers」というドラマのパイロット版に出演したのですが、この度めでたく秋からのレギュラー化決定だそうです。このドラマは臓器移植をテーマにした医療ドラマでピッツバーグにある病院が舞台になっているようです。ケイトが演じるのは臓器移植チームの医師、ミランダ・フォスター(Miranda Foster)。優れた外科医だった亡くなった父親に近づくべく努力をしている、激しい気性を持ったドクターっていう設定らしいです。プレビューを見る限り面白そう!!ケイトも全然シェーンとは違う役どころのようですが、この動画を見る限りは意外と違和感ない気がしました。見るのが楽しみです☆



さて、そんな「Lの世界」から今日取り上げるのは下の動画、1分40秒辺りのこちらのセリフ。




"We will see."


ジェニー(ミア・カーシュナー)が書いた小説に、自分を模したキャラクターがいてそのキャラクターの書かれ方が気に食わなくてジェニーと揉めているベット(ジェニファー・ビールズ)。そのベットがシェーンと話をしているシーン。シェーンはジェニーとベットの友情を回復させようとして頑張ってます。「頼むよ、2人とも。仲良くしようよ。お隣同士なんだし、知り合って長いんだからさ」(Oh, come on, you fuckers. Be friends, please. We're neighbors. We've known each other for a while.)というシェーンに、ジェニーは「ベットと私が友達じゃないなんて、思ったことないわ」(I never thought that Bette and I weren't friends.)って言ってます。

そこでベットが言ったのが今日取り上げたセリフ。We will see. で「そのうちわかるよ」とか「成り行きに任せよう」と言ったような意味になる表現です。ここではベットがジェニーとの友情関係がどうなるのか、「そのうちわかるわよ」とか「ま、成り行きに任せましょ」って言っている感じ。熟語ってわけでもないと思うんですが、このまま丸ごとの形でよく聞くので丸ごと覚えちゃえばOKだと思います。

それにしても私、このシーン、大好き☆シェーンとジェニーの仲の良さ、ベットとシェーンの友情とか見られて。シェーンがジェニーに言っているGet off the phone, bitch! (電話切って!)はこのエピソードのベストセリフだと思うもん(笑)。

さて、これも例を見ていけば使い方がもっとわかってくると思うので、他の例も見てみます。ドラマ「24 -Twenty Four-」シーズン7のフィナーレ・プレミアに参加した、キム・バウアー役でおなじみ、エリーシャ・カスバート(Elisha Cuthbert)のインタビューから、動画の最後1分17秒辺りです。



「24」はシーズン1~4と6は見たんだけど、今シーズンとか全くカバー出来てなかったんですが、キム、戻って来たの??チェイスと一緒にどっか行かなかったっけ??なのでこのインタビューの背景が全くわかっていなくて、今キムがどういうポジションにいるのか全く知らないんですが、とりあえず最後にエリーシャが「それよりはもっと重要な役割が出来るといいんだけどね」(Hopefully I can play a bigger role than that.)って言ってます。そしてWe will see. が続いてますね。ここもイメージは「ま、成り行きに任せましょ」とか「そのうちわかるわよね」みたいな感じかな。

もう1つくらい見ておきます。動画が貼れないタイプなのでリンクから、51秒辺りです。

http://www.youtube.com/watch?v=CjZ_xI5YHHs

映画「ジュノ」が成功していることについてどう思うか?と聞かれたこの映画の主演女優、エレン・ペイジ(Ellen Page)が「そもそもこの映画に出られたこと自体、信じられないくらい幸せなことだと思ってるし、映画がいい反応を得られているのはエキサイティングだけど」って言った後で、It's kind of like a "we will see" situation. って言ってます。

これはちょっと変則的だけど、意味的には同じで映画が出来上がって世に送り出した後、その映画がどう受け入れられるのかっていうのは成り行き任せな部分がありますよね?女優さんたちにはどうしようもなくて、状況を見守るしかないっていう。だからそのことを指して、映画がポジティブな反応をもらっているのは嬉しいけど、「もう"成り行きに任せる"状態、って感じだから」って言っている感じかなって思います。

使われ方、わかってきましたか??こんな感じで、この表現もかなりよく耳にするので丸ごと意味と合わせて使い方、覚えてしまうとよいと思います!


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2009年5月24日日曜日

Beyond my wildest dreams.

今日は「アグリー・ベティ」です。昨日ちょうどシーズン3のフィナーレを見ました。「アグリー・ベティ」のシーズンフィナーレはハッピーエンドだったことがないですね、ほんとに・・・。普段は結構軽めなドラマなのに、最終回だけ重くなりがちな印象。今回ももちろん笑えるシーンもあったんですけど、最後は悲しいエンディングだったなぁ・・・。視聴率が落ちていてリニューアルされるか微妙だったから、シーズン4は頑張って視聴率を取り戻さないといけないらしいです。頑張って欲しいなー。

さて、そんなシーズンフィナーレでエリック・メビウス(Eric Mabius)演じるダニエルが、アメリカのトークショー、The View に出演するシーンがありました。朝、10時とかそのくらいからやっている番組で、ホストの1人が「天使にラブソングを」とか「ゴースト」などの映画で有名なウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)。このクリップにウーピーは出ていないけど、よく見ていた番組だから「おぉっ!」と思ってしまいました。「アグリー・ベティ」も「The View」も同じABC局の番組だからこういうことが出来ますね!



さてと、そんな「アグリーベティ」から今日取り上げるのは下の動画、2分52秒辺りのこちらのセリフ。




"Beyond my wildest dreams."


ベティ(アメリカ・フェレーラ)の同僚、マーク(マイケル・ユーリ)とアマンダ(ベッキー・ニュートン)がベティが参加しているイベントを見に来ているシーン。「2人共ここで何してるの?」(What are you two doing here?)って聞いたベティに対して、アマンダは「あんたが超ひどくて恥ずかしいことするだろうと思ってね」(And we just know you're going to do something amazingly awful and embarassing.)って言ってます。そしてマークも「それが起こるのを見たいんだよね。昔みたいに」(And we wanted to see it happen! You know. For old times' sake.)って言ってます。相変わらずベティの扱いがひどい2人(笑)。

ベティは「何も起こらないわよ」(Nothing is going to happen.)って言ったけど、結局プールみたいな所にバイクで突っ込んでます。こちらも相変わらずのドジ。そしてそれを見たマークが言っているのが今日取り上げたセリフです。wildest dreams で「途方もない夢」「見果てぬ夢」って意味だし、beyond は「を越えて」って意味だから、beyond one's wildest dreams で「途方もない夢を超えた」、つまり「想像もしなかったほどにすごい」とか「期待していた以上に遥かに素晴らしい」とかそんな意味になる表現です。

このシーンでもベティがドジをすることを期待していたマークとアマンダの想像以上のドジっぷりをベティが発揮したことに対して、マークが「想像以上だわ」って言っている感じですね。このwildest dreams を使った表現はちょくちょく耳にします。ということで他の例も見てみます。「Lの世界」から1分24秒辺りです。



ティナ(ローレル・ホロマン)がプロデュース、ジェニー(ミア・カーシュナー)が原作・ディレクターをつとめていた映画のフィルムが、スタジオから盗まれるという事件が発生。ティナのボス、アーロンはジェニーがフィルムを盗んだと考えています。ティナに「ジェニーがやったっていうの?」(And you think Jenny did it?)と聞かれたアーロンが、I cannot, in my wildest dreams, imagine anyone else on the planet being that devious or insane. But Jenny Schecter? Piece of cake. って言っています。

今度は、in my wildest dreams っていう形が使われていますよね?これはthink, imagine, expect と言った動詞と共に否定表現で使われると「夢にも~ない」「決して~ない」っていう意味になる表現。だからここではアーロンが「この地球上でジェニー・シェクター以上に常軌を逸していてクレイジーな人物は決して想像出来ないんだよ。あいつには朝飯前だろ。」って言っている感じです。

もう1個、今度は「Lの世界」の最終回前に放送されたスペシャルから4分50秒辺り。



このドラマの立案者でプロデューサーでもあるアイリーン・チェイケンが最終話の撮影後に、スタッフ・キャストに向かってスピーチをしているシーン。そこで彼女が言っているのが、I never, in my wildest dreams, imagined that this could happen. です。これも上の「Lの世界」でアーロンが言ったセリフと同じ使われ方ですよね?never が前に来ているから否定ですよね?「こんなこと(レズビアンのドラマを作ることが出来て、かつそれが大成功したこと)が起こるなんて、本当に夢にも思わなかった」って感じですね。

それにしてもこのスペシャル、「Lの世界」の女優さんたちがドラマの中だけじゃなく、オフカメラでもみんな仲良さそうで素敵だなーって。このオフカメラのよい関係がそのままドラマに反映している感じなんだなーってこの番組を見て思いました。

ということで、こんな感じでわりとよく耳にする表現です。覚えておけば耳に引っかかってくると思いますし、是非ここで使い方、覚えてしまうと良いと思います!バラして覚えてもいいですけど、丸ごと使い方覚えちゃえば自分のモノに出来るかも!?


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2009年5月23日土曜日

Who cares?

今日は「ER 緊急救命室」です。私がこのドラマの中で好きだったキャラクターの1人がドクターのアビー・ロックハート。演じていたのはモーラ・ティアニー(Maura Tierney)です。何が好きって、声。私、男性も女性も声フェチなんですー(笑)。低い声の人が好きなので、どんなにイケ面で素敵でも声が高いと全然魅力を感じないんですよねー。逆にそんなにタイプの顔じゃなくても、声がいい声だと(わたし的にね)それだけで色んなことが素敵に見えてきたりします(笑)。

さて、そんなモーラが「エレン・デジェネレス・ショー」に出た時のインタビューを見ていたら、それが超面白いのでちょっとご紹介。シーズン12でモーラ演じるアビーがチンパンジーの治療をするシーンがあるんですね。で、チンパンジーがアビーの頭をなでて、身づくろいをしてあげて、それを食べるってシーンがあるんですけど、その撮影の裏話をしてます。カメラに映らないすぐ横の位置にチンパンジーのトレーナーがいてそのトレーナーがチンパンジーに指示を出してたらしいんですけど、彼の指示がFind it. Rub it. Eat it.(見つけて!取って!食べて!)っていうもので、しかもそれをモーラの真横で叫んでいたって言ってます。しかも頭を触る時にGentle! Gentle!(優しく!優しく!)って叫ぶ時もあって、チンパンジーに感動させられるっていうシーンなのに笑っちゃって大変だったみたいです(笑)。さらにそのトレーナーさんは、モーラをはじめとする他のキャストメンバーにもセリフがあるのに、そのセリフには構わずにチンパンジーに指示を出すのでヘンな体験だったわって言ってます。

そのインタビューはこちら。



そして実際のエピソードからの動画はこちらです。母親のチンパンジーが死んでしまう子供のチンパンジーにお別れをするっていう感動シーンが、このインタビューを見た後だとモーラの横で指示を叫ぶトレーナーの図が浮かんでしまい微妙です(笑)。



さて前置きが長くなりましたがそんな「ER」から今日取り上げるのは下の動画、29秒辺りのこちらの表現。




"Who cares?"


新婚のルカとアビーは今日のアビーのシフトが終わったら新婚旅行に行くことになっているって設定。そしてアビーが仕事を終えて帰ってきたシーン。「仕事どうだった?」(How was the shift?)って聞いたルカに、アビーが言っているのが今日取り上げたセリフです。

Who cares? で「そんなの誰が気にするの?」「どうでもいいじゃない」「構うことか」みたいな意味になる表現です。ここでもアビーはWho cares? It's done. No work for 2 weeks. The honeymoon starts now. って言っているので、「どうでもいいわ。もう終わったことだし。これから2週間のオフ。今からハネムーンよ」って感じかなと思います。

このWho cares? 、私の友達も本当によく使ってたんですよね。「別にどうでもよくない?」みたいな感じで、しょっちゅう。もちろんドラマにもよく出てきます。ってことで他の例も見てみます。「セックス・アンド・ザ・シティ」から1分26秒辺りです。



彼、バーガーとの関係がうまくいかなくて悩んでいるキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)。「彼がロングアイランドまで関係を考える為に行ってしまう位複雑な関係なの」(It's complicated. Complicated by the fact that the man had to go all the way to Long Islandto think this through.)というキャリーに「ポストカードでも送ったら」(Maybe you can send him a postcard!)と言ってサマンサ(キム・キャトラル)が差し出したのは、スミスの筋肉アピールがものすごい広告のポストカード。

そこでキャリーが「彼が何を考えているのかがわかったらな」(I just wish I knew what he was thinking.)って言ったのに対するサマンサの答えが、Who cares? です。これもこんないい肉体を前に何を考えているかなんて「そんなのどうでもいいでしょ?」って感じですよね。まぁ、サマンサはキャリーがスミスのことを言っていると思ってこう言って、キャリーに「私が言ってるのはバーガーのことよ」(I meant Berger.)って言われてますけどね。

と、まぁこんな感じで表現自体が短いので難しくないし、使い方もわかりやすいですよね!?日本語でも「そんなのどうでもよくない?」って結構使うこと、ありますよね?ということで、使えるシチュエーションもいっぱいあるので、是非覚えて使ってみましょう!


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2009年5月22日金曜日

I got to get out of here.

今日は「Lの世界」です。このドラマでモリー役を演じていたクレメンタイン・フォードが先日カムアウトしたんですけど、今お付き合いしている相手が判明したらしいです。その相手っていうのが、ソングライター&音楽プロデューサーのリンダ・ペリー(Linda Perry)。名前はイマイチ有名じゃなくても、超大物歌手のNo1ヒット曲をいっぱいプロデュースしてます。グウェン・ステファニー(Gwen Stefani)とかピンク(P!nk)とかクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)とか。だから彼女の手掛けた曲はきっと1度は聞いたことはある、ってくらいだと思います。日本でも「You're beautiful」で有名なジェームス・ブラント(James Blunt)を発掘したことでも有名らしいです。

クレメンタインは29歳、リンダ・ペリーは44歳。その差13歳。にしてもクレメンタインはカムアウト→否定→再度カムアウトってバタバタしたわりに、あっさり交際相手は認めたんですねー。ま、とりあえずおめでとうございます!!

あ、そうだ。昨日書いてた「ゴシップガール」のスピンオフはやっぱりレギュラー化しないことに決定したようです。代わりにってわけでもないんですけど、CW Network はむかーしやってたドラマ、「メルローズ・プレイス」(Melrose Place)のリメイクや、「The O.C.」に出演していたミーシャ・バートン(Mischa Barton)主演で「The Beautiful Life」っていうNYに住むモデルのドラマなんかを新たにレギュラー化だそうです。「The O.C.」以来、全然目立った活躍がなかったミーシャが復活できるといいですねー。

さて、前置きが長くなりましたが今日取り上げるのは「Lの世界」から28秒辺りのこちらの表現。




"I got to get out of here."


自分が書いた小説が原作の映画のディレクターであるジェニー(ミア・カーシュナー)は、主演女優のニキ(ケイト・フレンチ)と恋愛関係にあって、2人でセックスビデオを撮るんですが(それがそもそもの間違いなんだけど・・・)ジェニーのアシスタント、アデルがそのビデオを盗み、マスコミに流出させると脅しをかけそれが原因でジェニーはクビになってしまいます。アデルに裏切られ、主演女優という立場上、ジェニーをサポートすることが出来ないニキからも見放され、打ちのめされたジェニーがセットから早く離れたい!って言っているシーンです。

同じくアデルに裏切られた気持ちのプロデューサー、ティナ(ローレル・ホロマン)がジェニーを引きとめようとしてますが、そこでジェニーが言っているのがこちらのセリフ。I have to get off this set. I got to get out of here. (セットから離れなきゃ。ここを出なくちゃ。)です。

get out of here ってしょっちゅう聞きませんか??意味は「ここから出る」ですけど、映画やドラマではよく命令形でGet out of here!! (ここから出て行け!!)っていうパターンで使われますよね? 発音的にはGet とout はくっついて発音され、さらにof はほとんど「ア」みたいな音になってさらにくっつくので、あえてカタカナで書くと「ゲラウラヒア」って感じかな? しかもここでは「~しなければならない」っていう意味の got to が前について「ここから離れなきゃ」って意味になっているので、そのI got to 部分もI gotta って音になってさらにいっぱい音がくっついてますね。 (I gottaはI've got to go. のエントリーでチラッと取り上げたので合わせて確認してみて下さいね)

このセリフの後でジェニーがもう1度、Tina, I have to get out of here. って言ってますけど、そっちはわりと1語1語はっきり発音されてますね。音の違いを確認してみると良いと思います。

さて、これも言うまでもなくドラマ等では超よく聞く表現です。ということで、音の確認の意味も込め色んなシーンで確認してみたいと思います。まずは「ゴシップガール」から2分23秒辺りです。



ダン(ペン・バッジェリー)とセリーナ(ブレイク・ライブリー)はお互い好意を持っているんですが、セリーナが超お金持ちの家の子供で両親もアイビーリーグの出身なのに対して、ダンは普通の家の子供で親もアイビーを出ていたりはしないので、ダンがセリーナの家のことを色々お金持ちはいいよね的なことを(そこまでいやらしくは言ってないけど)言っていたんですが、実はそんなお金持ちの世界だからこそ大変なこともあるということに気づいたダンがセリーナに謝っているシーンです。

「君のことや君の住む世界のことについて色々言ってしまったけど、ごめんね。明らかに僕は君の人生について何もわかってなかったよ」(And uhm, I know I said some things about you and your world, and I'm sorry. Obviously I don't know anything about your life.)というダンに対して、セリーナが言っているのが、Thank you. But I really got to get out of here. です。これも上のパターンと同じですね。「ありがとう。でも私、本当にここから出なくっちゃ」って感じ。このシーンでは、I got to の部分はわりとハッキリ発音されていますね。

もう1つ「ゴシップガール」から4分32秒辺りです。



ブレア(レイトン・ミースター)の母親のブランド服の撮影があって、セリーナはモデルをするブレアのサポートに行くはずだったんですが、ブレアのママはセリーナの方をモデルとして使いたくてそのことが原因でセリーナとブレアがケンカになってしまいます。そのことをダンが責めていて、責められたセリーナが事情を説明しているシーン。

セリーナは「親友は私のことを信じないし、好きな人も私のことを信じてくれない。いい?ダン。ブレアのママは基本的に私のこと騙してここに来させたの。ブレアじゃダメだと思ったから。どうやったらそんなこと、親友に言える?」(So my best friend doesn’t believe me, and neither does the guy I like. Look, Dan, Blair’s mom basically tricked me into coming here because she didn’t want Blair. How do you tell your best friend something like that?)って言ってます。それを聞いたダンがひるんだところに、セリーナが言っているのが「ねぇ、いい?ダン。いいからもう行って」(Look, you know what, Dan? Just go, okay?I need to clean up, and I just need to get out of here. (私は片づけして、もうここから出たいの。) です。同じ使われ方ですよね?音の感じにも慣れてきましたか?

もう1つ同じく「ゴシップガール」から46秒辺りです。



父親バートが事故死して自暴自棄になっているチャック(エド・ウェストウィック)。そんなチャックを助けようとしてブレアが頑張ってます。自分の所有するクラブで飲んで酔っ払ってパーティを開いているチャックにブレアは「家に帰りなさい。リリー、セリーナ、エリックのところへ」(You should go home. Lily,Serena,Eric.)と言ってます。チャックのパパとセリーナのママが結婚したので、チャックのパパ亡き今、セリーナの家族がチャックの家族でもあるんですが、チャックは「俺の家じゃないし、家族じゃない」(That's not my home or my family.)って言ってます。

そこでブレアが言っているのが、Fine. Go to the Palace. Just get out of here. です。「いいわ。それじゃ、パレスへ行きなさい。とにかくここから出なさいよ」って感じかな。これは命令形のパターンですね。音的には上の例と同じですよね?

最後に「CSI:NY」から47秒辺りです。



CSIのメンバー、ホークスが逮捕された事件の現場でステラの率いるCSIチームと、他のチームがもめてます。「重罪を犯すハイテクオタクを雇う才能でもあるのか」とステラに言った相手にムカついたダニーがケンカをけしかけたところで、ステラがDanny, get the hell out of here. って言ってます。the hell は強調表現。綺麗な表現ではないですが、映画とかドラマではよく出てきますよね?強調なだけで特に意味はないので、要はGet out of here! って言っているだけで「ダニー。この場から出なさい!!」って感じ。発音的にはhell と out がくっついてhell out of が「ヘラウラ」みたいな感じで聞こえてますよね? これもドラマ等ではよく聞く音なので、何度も聞いて耳に馴染ませると良いと思います。

さてと、こんな感じで音がくっついてくるとなかなか聞き取りが難しいんですが、ほとんどのケースでこのくっついた音で発音されていることがわかりますよね?ということは、この音で覚えておいたら次に聞いた時に耳が、get out of here だ!って認識してくれるってことですよねー。ということで、意味も合わせて音ごと覚えてしまいましょう!


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2009年5月21日木曜日

Good to know you're at least still kind of funny.

今日は「ゴシップガール」です。先日シーズン2のフィナーレを迎えたこのドラマ。今シーズンは「次どうなるの!?」って思わされるフィナーレがかなり多かったので、「ゴシップガール」の最終回ももちろんシーズン3につながる作りにはなっているんだけど、それほど劇的ってわけでもなくてわりとあっさりしたフィナーレだったなーっていう印象です。とりあえずチャック(エド・ウェストウィック)&ブレア(レイトン・ミースター)の2人は今シーズン始めから(ていうかシーズン1からか)ずーっと「どうなるのー?」って感じだったから、フィナーレでは可愛らしくてよかったね~と思った次第です。

ちなみに「ゴシップガール」のスピンオフになるかも、って言われていたセリーナ(ブレイク・ライブリー)のママ、リリーの若き日を描いたドラマのパイロットエピソードも見たけど、正直私は「う~ん・・・」って感じでした。個人的にあんまり80年代とか興味ないのよねー。オシャレな時代でもなかったわけだし。レギュラードラマとしてはピックアップされないだろうっていう噂ですけど、最終的にどうなるのかは明日発表になるらしいです。

さて、そんな「ゴシップガール」から今日取り上げるのは下の動画6秒辺りのこちらのセリフ。




"Good to know you're at least still kind of funny."


朝彼氏のダン(ペン・バッジェリー)に後ろから目隠しをしてキスをしたセリーナ。そんなセリーナにダンは「チャック。君が僕のことそんな風に思ってたなんて知らなかったよ」(Oh, Chuck, I had no idea you felt that way about me. )って言ってます。もちろんセリーナってことをわかった上での冗談ですよね。そこでセリーナが言っているのが今日取り上げたセリフです。

注目したいのはgood to know ~の部分。これで「~って知れてよかった」とか「~って聞けてよかった」とかそんな感じの意味になります。単純にGood to know! だけだったら、「教えてくれてありがとう!」とか「耳寄りな話だ!」とかいう意味になったりもします。そういえば前に外国人の友達に日本のビジネスマナーをちょっと教えてあげた時に、その子からGood to know! って言われたなー。それも「教えてくれてありがとう」とか「それが知れてよかったよ」とかそんな感じの意味ですね。

ということで、今日取り上げたセリフは「少なくともダンがまだ面白いってわかってよかった」とかいう感じの意味になりますね。at least は「少なくとも」、kind of は「ある程度」とか「ちょっと」とか断定を避けるための表現だから合わせて覚えておいたら良いですね。私、kind of とかsort of とか超使うので。日本人だから断定が嫌いなのー(笑)。

これもよく聞く表現なので他の例も見ておきましょうね。同じく「ゴシップガール」から1分4秒辺りです。



ダンとセリーナが一晩過ごした朝に(って言っても体の関係は持たなかったんですけど)入ったカフェが、実はヴァネッサ(ジェシカ・ゾー)が働き始めたカフェだったので、そこで2人がヴァネッサと遭遇してます。ダンとヴァネッサは親友なので、ダンがセリーナとの関係を色々ヴァネッサに相談していた背景があって、ヴァネッサはダンとセリーナが関係を持ったと思って、「詮索する気はないのよ」(I totally didn't mean to pry.)って言ってます。

セリーナはダンがヴァネッサに自分たちのことを何か言ったのか?って聞いてますが、そこでヴァネッサは「何も知らないわ。でも2人が私が何も知らないそのことをしたっていうなら、それはそれでサポートするわ」(I know nothing. But, if you guys did this thing that I know nothing about, then I would totally support that.)って言ってます。要は2人が関係を持ったんだとしてもそれは良かったね!みたいなことですよね。そこでダンはこう言ってます。Thanks, Vanessa. Good to know in the event that should happen. これ、どうやって訳したらいいんだろうな~。意味的には「起こってないことについてサポートしてくれるって知れてよかったよ」って感じだと思うんですけどね。短くウマい訳をあてるのは難しいですね・・・。まぁ、でもとりあえずGood to know については、同じような使われ方ですよね?

もう1つくらい見ておきます。「プライベート・プラクティス」から16秒辺りです。



ピートからデートをすっぽかされたアディソン(ケイト・ウォルシュ)は、ピートと恋愛関係になるのではなく、友達になろうという話に合意。友達としてアディソンの恋愛に関して2人で話をしているシーン。「セックスに関する話は無しね。そこは立ち入り禁止」(No sex talk. That's off limits.)と言うアディソンに、ピートは「セックスについては話はしないんだよ。僕は"やっちゃえ"ってタイプだから」(Uh, I don't really talk about it. I'm more of a 'do it' guy.)って言ってます。

それに対するアディソンの答えがGood to know. です。「教えてくれてありがとう」って感じだけど、ちょっと皮肉をこめて言っているイメージですよね。まぁね、人のセックスに対する姿勢を聞いたわけで(笑)。しかもキスもして、彼氏になりそうだった相手だしっていうところで若干皮肉っぽい感じかなーって。

耳寄り情報を聞いた時とかにThat's good to know! (教えてくれてありがとう!!)みたいな感じで使われたり、上のような例で使われたり、日常生活でも結構耳にする印象なので覚えておいて損はないと思います。是非使い方、マスターしてしまってくださいね!!


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2009年5月20日水曜日

He said that he wanted to try to "work things out".

今日は「セックス・アンド・ザ・シティ」です。このドラマでミランダを演じていたシンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)が同性の恋人との婚約を発表したということがニュースになっていました。シンシアってバツ1で前の旦那さんとの間に子供が2人いるんですよね。で、離婚後に今の彼女と恋に落ちて今回婚約だそうです。シンシアは2007年にインタビューでセクシャルオリエンテーションに聞かれた時に、In terms of sexual orientation I don’t really feel I’ve changed... I’d been with men all my life, and I’d never fallen in love with a woman. But when I did, it didn’t seem so strange. I’m just a woman in love with another woman. (性的指向に関しては変わったとは思っていないの。今までずっと男性と一緒にいて女性と恋に落ちたことはなかったけど、そうなってみたらおかしい感じは全くしなかったの。私はただ他の女性と恋に落ちた女というだけ)って答えてます。こういうことをハッキリ言えるのがかっこいいわーって思います。ま、何にせよおめでたいですねー!

さて、そんな「セックス・アンド・ザ・シティ」から今日取り上げるのは、下の動画1分38秒辺りのこちらのセリフ。




"He said that he wanted to try to "work things out"!!"


キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)が彼氏からポストイットで別れを告げられてたことをみんなに話しているシーンです。ミランダに「ていうか、あんたから別れようとしてたんじゃなかった?」(First of all, I thought you were gonna break up with him.)と言われたキャリーの答えが、Yeah I was. And I should have but he said that he wanted to try to "work things out". です。

セリフ自体は「してたし、そうするべきだったけど、でも彼が"何とかやってみよう"って望んだから」みたいな意味になると思うんですが、今日は表現に注目というよりも、このセリフを言っているサラ・ジェシカのジェスチャーに注目です。ちょうどwork things out っていう部分を言う時に、両手でチョキの指を同時に2回曲げるようなジェスチャーをしていますよね??これ、よく見かけるジェスチャーだったりしません??

これは「"」このマークと同じ働きをするジェスチャー。ダブルクオテーション、つまりカギ括弧ですね。誰かが言ったことを引用したい時とか、ある言葉を強調したい時とか、「いわゆる~」みたいに言葉を取り上げる時とかに使われます。上の例は彼が「何とか頑張ろう」って言ったのに、その彼が別れを告げたことをキャリーが文句言ってる感じなので、彼の言葉を取り上げて若干皮肉をこめて引用&強調しているイメージかなって思います。

ジェスチャーも言語の大事な要素だから、こういうジェスチャーの意味を知っておくのも重要ですよね!?ということで、これもありとあらゆるところで使われているのでいっぱい例を見ていきたいと思います。まずは「Lの世界」から7分41秒辺りです。



ジェニー(ミア・カーシュナー)の本を映画化したいティナ(ローレル・ホロマン)がジェニーとその件について話をしているシーン。ジェニーは映画のディレクターは女性がいいと言ってます。そして、In the film business, they don't like the author on set because they become too "precious" about their material, so... (映画業界では原作者が現場に来ることを嫌うでしょ?原作者は自分の作品を"大事"にし過ぎるから)と言っています。precious のところで指でダブルクオテーション作ってますよね??これも自分も作家であるジェニーがそういう映画の作り手側を若干皮肉りつつ強調って感じかなと思います。

次は「Lの世界」でシェーンを演じているキャサリン・メーニッヒのインタビュー動画から3分44秒辺りです。



「Lの世界」で描かれている映画業界と実際のハリウッドの共通点を話しているケイトですが、ドラマの中でディレクターである「ジェニーが友達を雇って映画作りに関わらせているのが面白いと思うんだよね。ティナがプロデューサーで、シェーンがヘアメイクで」って言うことを言った後に、I don't think that would ever happen in a "big budget movie". って言ってます。「まぁ、それがいわゆる"多額の予算をつぎ込んだ映画"で可能だとは思わないんだけど」みたいな感じかな。これは「いわゆる」っていう感じで言葉を強調しているイメージかなって。

次は「エレン・デジェネレス・ショー」から15秒辺りです。



司会のエレンのパートナー、ポーシャ・デ・ロッシが初めて番組にゲストとして出演することになり、そのリハーサルをエレンとポーシャが家でしているという動画です。そこでエレンが言っているのが、She's never been "on" the show. です。ポーシャってよく番組を観覧に来ていて、観覧している模様がチラッとテレビに映ったり、っていうことはあったけど、ゲストとして番組に出るのは初めてなのでそのことをエレンが指して「彼女は今までに番組に"出た"ことはない」って言っている感じですね。

例を色々見ていくと、使い方わかってきますよね?まだまだあります。同じく「エレン・デジェネレス・ショー」に女優アン・ハサウェイがゲスト出演した時の動画から、2分37秒辺りです。



アンがケイト・ハドソンと共演した映画、「Bride Wars」について話しています。撮影中にケンカシーンでケイトに殴られた、って言ってます。司会のエレンに「怪我したの?」(Did you get hurt?)って聞かれたアンがI did, well not "hurt", but she did hit me. って言ってます。「そうなの。ていうか"怪我"はしてないけど、殴られたの」って感じかな。これもhurt はしてないってことを指して、強調ですかねと思います。

次は「グレイズ・アナトミー」にイジー役で出演しているキャサリン・ハイグルが同じく「エレン・ショー」に出演した際の動画から5分13秒辺りです。



このインタビュー当時、バーク役で出演していたアイゼア・ワシントンとデレク役のパトリック・デンプシーが撮影中に口論になり、その中でアイゼア・ワシントンがジョージ役のT.R.ナイトのことを「オカマ野郎」(faggot)って呼んだことでT.R.ナイトがゲイであることをカミングアウトしたり、アイゼア・ワシントンは番組を降板することになったりした事件があって。T.R.ナイトの親友でもあるキャサリンもアイゼアを非難し、T.R.ナイトをサポートする発言を公にしていたので、その件について話してますね。

自分がそういう行動をとったことについて、キャサリンはEverything is now becoming being "politically correct", but no, this is simply about being a good person. って言ってます。「今はなんでも"道徳的に正しい"かどうかって判断されるけど、そうじゃなくて、ただ単純にいい人間でいるかどうかってことだけよ」って感じかな。politically correct って言葉をその前にも何度か使ってますよね?「政治的に正しい」とか「差別のない」とかっていう意味のこの言葉を、若干皮肉りつつ引用して自分はそれが「差別のない」行動だからではなく、他の人にオープンであるのは当然だし、他人に優しくしたいだけ、みたいな感じのことを言ってます。 にしても、キャサリンのインタビューはいつ見ても気取りがなくて、正直で素敵だわーと思います☆

とまぁとにかく上の動画を見てもわかるように色んな人が使っているこのジェスチャーは本当によく見かけます。色んな例を見ていくと「あ、今この言葉を強調したんだな」とか「皮肉ったのかな?」とか「引用かな」とか段々わかってくると思いますので、ドラマや映画を見る時にちょっと気にしておくと良いかもしれないです。



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2009年5月19日火曜日

Help yourself to lunch.

今日は「Lの世界」です。このドラマでジョディを演じていたマーリー・マトリン(Marlee Matlin)が、ロサンジェルスのチャイニーズシアター前でHollywood Walk of Fameに名前が刻まれたことを記念するセレモニーに参加したそうです。ここ、テレビで見たことある人も多いと思うんですけど、ショービジネス界で活躍した人物の名前が彫られた星型のプレートが埋め込んである観光名所。そこにマーリーのプレートも加わったらしいです。そのセレモニーの様子が動画になっていました。マーリーが聾唖者ということもあり、英語字幕つきの動画になっているので、英語の勉強にもなりますし是非どうぞ。



さて、そんな「Lの世界」から今日取り上げるのは下の動画、45秒辺りのこちらのセリフ。




"Help yourself to lunch."


ティナ(ローレル・ホロマン)がプロデュースを手掛ける映画に主演している出演者にゲイがいる、ということをアリス(レイシャ・ヘイリー)がテレビ番組でアウトしてしまい、ニキ(ケイト・フレンチ)がレズビアンであることが公になったら困るニキのマネージャーが「どうなってるんだ!!」ってティナに文句を言っているシーンです。ティナが「ニキのことはバレないから大丈夫」とマネージャーをとりなしているところへスタッフが来たので、そちらに行かなければいけなくなったティナがThe catering truck is over there. Help yourself to lunch. って言ってます。

注目したいのはHelp yourself to です。これで「自由に~してください」「~を自分で取って食べる」みたいな意味になる表現です。だからここではティナが「ケイタリングのトラックはあっちにいるから、ランチはご自由にどうぞ」って言っている感じかなと思います。このhelp yourself to も、日常生活で本当によく聞く表現です。特に海外でホームステイをしたりすると、ホストファミリーからHelp yourself to snacks. (スナックは自由に食べてね)とかそれこそ、毎日のように言われたりすると思います。

ということで、他の例も見ておきます。同じく「Lの世界」から20秒辺りです。



異母弟シェイのために学校の保護者会に参加しているシェーン(キャサリン・メーニッヒ)のシーンです。集まっている保護者たちに先生が言っているのが、Help yourself to refreshments. というセリフです。refreshments は軽い飲食物とかケーキを指すので、ここでは「軽食を用意しているので、ご自由にどうぞ」って感じの意味になるんだと思います。

とまぁこんな感じで、何かをご自由にどうぞ、って勧める時にベンリなこの表現。使うシチュエーションはわりと限られてくると思いますが、決まり文句なのでこのまま丸ごと覚えておくと良いと思います!


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2009年5月18日月曜日

My head is killing me.

海外ドラマを見ていて「あ、この曲よく挿入歌として使われてるな~」って思うことはちょくちょくあるんですが、そんな中でもわたし的にかなり頻繁に聞くのが「Hallelujah」(ハレルヤ)って曲。色んな人が歌っているパターンがあるんですけど、とにかくかなり色々なドラマで使われています。私の記憶の限りだけでも、「アグリー・ベティ」「ER 緊急救命室」「Lの世界」「The O.C.」辺りのドラマで使われていました。中でもインパクトが強かったのは、「The O.C.」かな。やっぱり。マリッサ(ミーシャ・バートン)が事故で死んでしまうシーンで使われていました。覚えている人も多いんじゃないかな。「どんな曲ー??」って思った人はその「The O.C.」のシーンの動画で確認してみてくださいね。



さて、そんな「The O.C.」から今日取り上げるのは下の動画、1分31秒辺りのこちらのセリフ。




"My head is killing me."


アレックス(オリヴィア・ワイルド)のところへ訪ねて行ったセス(アダム・ブロディ)ですが、二日酔いのアレックスはつれない様子で「質問には今夜全部答えるから」って感じです。そこでアレックスが言っているのが今日取り上げたセリフです。

kill って言えば「殺す」とかI'm just killing time. とか言えば「(時間を)つぶす」といったような意味が有名かなと思うんですが、ここで使われているkill は「ひどい苦痛を与える」「死ぬほど苦しませる」と言ったような意味になるパターン。My head is killing me. で「頭が死ぬほど痛い!」って感じです。I have a headache. (頭痛がします)って言うよりも"死にそうに"痛い、みたいな感じで痛さが本当にひどいんだよ~って感じがする表現ですよね。

これも使い方を覚えておくと便利な表現かなと思います。一応もう1つくらい他の例を見ておきますね。「Lの世界」から2分51秒辺りです。



アリス(レイシャ・ヘイリー)がきっかけでパピ率いるチームとバスケの試合をすることになった面々。相手が強敵で圧倒されているんですが、一応バスケ経験者のベット(ジェニファー・ビールズ)中心に何とか頑張っています。相手に囲まれたキット(パム・グリア)に対して、「動いて!!」(Move your ass!!)と声をかけているベットにキットが言っているのがこちら。

I can't!! I can't run!! My shoes are killing me!! (無理!!走れないの!!靴が痛すぎるんだもん!!)先日書いたgrab の使い方のエントリーで取り上げた動画で、自分のサイズよりも小さいサイズの靴を買ってしまったキットなので(笑)、サイズが合わなくて足が痛いんですね。これ、私もヒールを履いている日とかに「足、痛いー!!」っていう時なんかに、My shoes are killing me!! ってよく使ってました。

このバスケのシーンはそれにしても面白い!!ムダに叫んでいるアリスとか、仲間割れしてるティナ(ローレル・ホロマン)とベット(ジェニファー・ビールズ)とか、ボールを抱えて走ったり、コーヒーカップ持ったまま試合に参加しているジェニー(ミア・カーシュナー)とか(笑)。ちなみにこのコーヒーカップシーンは朝早くからバスケの練習をさせられたミアが、実際にコーヒーを持っているのを忘れて練習を始めたところ、ディレクターから「ミア、コーヒーカップは置いてもらえる?」って言われたのがきっかけで、実際のシーンにそれ、取り入れたら面白いんじゃない!?ってことでシーンとして作られたそうです。

それから、ヘレナ(レイチェル・シェリー)が後ろ向きにフリースローを投げて見事ゴールを決めてますけど、これも実際にレイチェルが投げたボールが本当にゴールに入ったらしくて、周りのみんながゴールを喜んでいるリアクションは、100%本物のリアクションらしいです。そう言われて見ると確かにみんなマジ喜びしてますよね(笑)。

と、相変わらず脱線が多くて申し訳ないんですが、このkill の用法はわたし的にかなり使い勝手が良いので、覚えておくと役に立つと思います!!


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2009年5月17日日曜日

Because you have a big mouth.

今日は「Lの世界」です。AfterEllen.comというサイトで毎年恒例、女性(主にレズビアン・バイセクシャルの女性)の選ぶ「ホットな女性100」ランキングが発表されました。今年の1位は「アリー・マイ・ラブ」にネル・ポーター役で出演していた女優のポーシャ・デ・ロッシ(Portia de Rossi)。彼女は私がよくこのブログでも取り上げている「エレン・デジェネレス・ショー」の司会であり、コメディアンのエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)と同性婚したことでも有名です。ほんと綺麗だし、トークとか見ると冷たい役をやりがちな彼女ですけど、もっとふわっとした感じで可愛らしいし素敵です☆

そして、「Lの世界」からはなんと13人がトップ100入り。

2位 ジェニファー・ビールズ(Jennifer Beals)/ベット役
4位 レイシャ・ヘイリー(Leisha Hailey)/アリス役
5位 サラ・シャヒ(Sarah Shahi)/カルメン役
11位 キャサリン・メーニッヒ(Katherine Moennig)/シェーン役
12位 レイチェル・シェリー(Rachel Shelley)/ヘレナ役
18位 クレメンタイン・フォード(Clementine Ford)/モリー役
22位 ローズ・ローリンズ(Rose Rollins)/ターシャ役
27位 ルーシー・ローレス(Lucy Lawless)/ダフィ捜査官役
31位 ローレル・ホロマン(Laurel Holloman)/ティナ役
37位 エリン・ダニエルズ(Erin Daniels)/デイナ役
47位 ミア・カーシュナー(Mia Kirshner)/ジェニー役
67位 アレクサンドラ・ヘディソン(Alexandra Hedison)/ディラン役
76位 ローレン・リー・スミス(Lauren Lee Smith)/ララ役

こんな感じのラインナップ。そういえば、67位のアレクサンドラ・ヘディソンは1位になったポーシャのパートナー、エレン・デジェネレスと昔付き合ってましたねー。なんてことも思いつつ。

今日取り上げるのはそんな「Lの世界」から、下の動画1分8秒辺りのこちらのセリフ。




"Because you have a big mouth."


ジョディ(マーリー・マトリン)と付き合っているベットですが、元パートナーのティナとよりが戻ってしまい、みんなに隠れて関係を持っていたんですが、みんなでキャンプに来た際に「何をもって浮気だと思うか?」っていうことをみんなで話し合っているうちに、ティナとベットの関係がジョディにも他のみんなにもバレてしまったというシチュエーションです。「ベットと1ヶ月くらい関係を持っていた」というティナに、「どうして話してくれなかったの?」(Why didn't you tell me?)ってアリスが聞いてます。

それに対するティナの答えが、Because you have a big mouth. です。have a big mouth で「おしゃべりだ」とか「口が軽い」っていう意味になる表現です。つまりティナは「だってアリス、口が軽いから」って言ってる感じになります。その後のアリスの表情が侮辱された、って感じでウケるんで合わせてチェックしてみてください(笑)。

ちなみにこの動画、以前に取り上げたWhat's going on?What's wrong with you? っていう表現も出てきていますねー。ね、ちょっとずつ聞き取れる表現が増えていってたりしませんか??にしてもこのシーンのローレルは可愛いなー。わたし的にベットとティナのカップルはThey are meant to be together. (2人は一緒にいることを運命付けられている)って感じなので、バレ方が良くなかったけど、2人がうまくいくのは見ていて嬉しいことだったりしたシーンです。

さてと、この表現もちょくちょく海外ドラマでは耳にするので他の例もみてみます。「ゴシップガール」から22秒辺りです。



ブレア(レイトン・ミースター)がネイト(チェイス・クロフォード)かチャック(エド・ウェストウィック)の子供を妊娠したかもという噂が広まり、ブレアは彼氏のネイトを失い、友達グループ内でも力を失い、この噂が広まった原因がセリーナ(ブレイク・ライブリー)にあると思いセリーナとも喧嘩してしまいます。何もかもを失ったと思ったブレアはフランスへ逃げようとするんですが、それをブレアの親友セリーナが止めにいくシーンです。

現れたセリーナにブレアは「何?JFK空港まで乗っていきたいの?」(What? You want a lift to JFK? )って本題に触れない感じなんですけど、セリーナは「ブレアのママから今夜フランスに発つって聞いたよ」(Your mom said you were going to France tonight.)って口火を切ってます。そこでブレアが言っているのが、Well, she has a big mouth. です。セリーナに自分がフランスに行こうとしていることをしゃべった自分の母親のことを「ママっておしゃべりね」って言っている感じです。ね? have a big mouth、こんなところでも使われています。

ちなみにこのシーン、セリーナの優しさが感じられて、どれだけ喧嘩とかしてもやっぱりこの2人は親友なんだなって思わせられるシーンでとても素敵です☆

と、こんな感じでこれは丸ごと覚えておけば聞き取れるし意味がわかる表現かなと思うので、これを機に是非覚えてしまってください!!


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2009年5月16日土曜日

Not on purpose anyway.

「グレイズ・アナトミー」シーズン5のFinaleを見終わったんですが・・・。あのー、なんていうか、ショック・・・。言葉がありません・・・。「Lost」の最終回に引き続いて、泣いた&最後の5分で「OMG!!」と思わず口にした、です。まさかこんな展開とはね。全く予想せず、でした。「グレイズ」のシーズン4の最終回は、みんながハッピーな感じで見ていて幸せな気持ちになったのに、今回は、It was one of the most depressing episodes ever. (今までで一番重苦しいエピソードのうちの1つでした)って感じかな。メレディス&デレクの幸せでカワイイシーンとかもあったけど、最後の5分のインパクトが強すぎて・・・。まぁだからこそ、こんなエピソードを作れる脚本家というか作り手側は素晴らしいなと思ったりもしたんですけど、見る側としてはこんな風に宙ぶらりんにされると、Grrr.... (あ゛ーーーーっ!!!)ってなりますね。

やっぱりアメリカドラマの最終回って、そのシーズンを最後に降板が決まっているキャラクターが番組を去る(死んだり、引っ越したり etc..)ってことも多いし、次のシーズンの出演交渉がまとまってないと、出演か降板かどっちにでも出来るような終わり方させたりもするんだろうから、ある程度ドラマティックになるのは仕方ないけど、それにしてもcliff hangers (続きが気になる場面で終わる連続ドラマ)が多すぎるよー!!今シーズンのフィナーレは「ロスト」も「グレイズ」も「CSI:NY」も全部そんな感じ。ほんとに次のシーズンが待ち遠しいです!!てことは、まんまと制作側の思惑に乗せられてるってことだけど(笑)。

ということでこれだけ「グレイズ・アナトミー」のことを書いて、そのドラマを取り上げないのもなんなので(笑)、今日は「グレイズ・アナトミー」から下の動画、1分38秒辺りのこちらのセリフを取り上げたいと思います。




"Derek is the kind of guy I just knew he wouldn't hurt me. Not on purpose anyway."


デレク(パトリック・デンプシー)の元妻アディソン(ケイト・ウォルシュ)がまだシアトル・グレース病院にいた頃、デレクとフィンの間で悩むメレディス(エレン・ポンピオ)から「どうしてデレクがその人だってわかったの?」(How did you know derek was the one?)って聞かれているシーンです。そこでアディソンは「わからなかったわ。ただデレクは、私のことを傷つけたりする人じゃない、ってことだけはわかってたわ」(I didn't know. I just, Derek is the kind of guy, i just knew he wouldn't hurt me.) と答えています。注目したいのはこのセリフの後の、Not on purpose anyway. Not the way I hurt him. って部分。

ポイントはon purpose です。purpose っていうと「目的」とか「意図」みたいな意味の単語ですけど、このon purpose というのは「故意に」とか「わざと」という意味になる表現。なので、アディソンは「いずれにせよ、故意にはね。(Not on purpose anyway.)私がデレクを傷つけたようには。(Not the way I hurt him.)」って言っている感じになりますね。まぁ、ってことは暗に故意にではなかったけど、デレクに傷つけられた、ってのが感じ取れるセリフですけどね。でもそもそもデレクとアディソンがダメになったのは、アディソンがデレクの親友、マークと浮気したのが原因だから、アディソンの方が悪いんですけどね・・・。

さてと、このon purpose もよく使われる表現なので他の例も見てみます。「ブラザーズ&シスターズ」から4秒辺りです。



ちょうど前ふりが全くない動画なのでちょっと背景を説明すると、Thanksgiving(感謝祭)は家族で集まってお祝いするのが恒例なのに、兄妹がみんなパートナーの家のThanksgivingに参加するので、自分の家の感謝祭に参加出来ないということが判明し、唯一シングルの長女サラに参加出来ない、ってことを打ち明けているシーンです。サラは「あなたたち、ほんとありえない!!」っていうリアクションなので、そこで長男トーマスがNobody did this on purpose. って言ってます。「誰もわざとこうしたわけじゃないんだよ」って感じですかね。ま、サラは信じてませんけど、ほんとに偶然みんな参加しないのは自分だけだろう、と思ってただけなんですけどね。

にしてもみんなが感謝祭に参加できないことを誰が母親に伝えるか、っていうくじ引きだけでこんなに盛り上がれるこの兄妹はなんかカワイイ☆

さて、他の例も見ておきますね。女優のエレン・ペイジが「エレン・デジェネレス・ショー」にトークゲストで出演した時の動画から51秒辺りです。



これ、エレンが映画「ジュノ」でアカデミー主演女優賞にノミネートされた当時のインタビューなので、オスカーの授賞式が近づいてナーバスになってない?って聞かれたエレンが、ナーバスだからヘンな夢見たのって言ってその見た夢を説明してます。その夢っていうのが「授賞式に急いでストラップのない、赤い素敵なドレスを着て行くんだけど、授賞式にものすごく遅刻してしまって。新人なのに、それってヤバイでしょ!?それで下を向くと、ストラップのないドレスなのにスポーツブラをしてるの」(So we throw on a dress, and it's strapless and dark red, a lovely dress. I get to the Oscars, and I'm totally late. I'm like the new kid who shows up really late. Not, not cool. And I look down and at the strapless dress, and I'm wearing a sports bra!)って夢(笑)。

そこでエレン・デジェネレスが言っているのがYou could act like it was on purpose. (わざとそうしてるかのように振舞えばいいのよ)です。ね、on purpose、ここにも出てきています。司会のエレン(2人共エレンだからどっちがどっちかわかりにくいですね 笑)はその後で「みんな真似するから。特にオスカーを獲ったら、あなたのすることは何でも真似するわよ!」(People will follow you, especially if you win, they will do anything you do!)って言ってますね。

私、エレン・ペイジ、大好きなんですよねー。funnyで頭の回転が早い感じが。気取ったところがなくて話し方とかも、本当にその辺にいる若いカナディアン、って感じですもんね。カワイイ☆彼女の出る映画はハズレが少ないので、そんなところも好きです。

と、こんな感じでon purpose、使い方も難しくないですし、よく使う表現なのでこれも丸ごとこの形で覚えてしまいましょう!!


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2009年5月15日金曜日

I will be here for you, no matter what.

アメリカでは人気ドラマが続々とシーズン・フィナーレを迎えているようです。とりあえず「LOST」のシーズン5最終回はマジで面白かった!!!ていうか、泣きました。ソーヤが素敵すぎます☆にしても「LOST」は人気キャラクターをほんとにサクッと降板させますよね・・・。今までにもどれだけのキャラクターがいなくなったことか・・・。あー、でも色々謎も解けてきてシーズン6が本当に楽しみになる終わり方で、ラストシーズンとなるシーズン6が今から待ち遠しいです。ほんとに。「ロスト」以外にも「グレイズ・アナトミー」とか「ゴシップガール」とか「アグリーベティ」とか続々フィナーレを迎えるので、キャッチアップが大変だわー(笑)。

さて、今日取り上げるのは「アグリーベティ」から39秒辺りのこちらの表現です。




"I will be here for you, no matter what."


ウィルミナ(ヴァネッサ・ウィリアムズ)の秘書、マーク(マイケル・ユーリ)が「ウィルミナの娘が電話してきて、ウィルミナの結婚式に来ないっていうんだよ~」(Wilhelmina's daughter nico called. She's not coming to the wedding.)ってアマンダ(ベッキー・ニュートン)に愚痴っているシーン。マークが結婚式の手配を色々やっていて、そんなこと言ったらウィルミナが怒るっていうのもわかっているマークがどうしよう・・ってなってる感じです。そこでマークの親友アマンダが言っているのが今日取り上げたセリフ、I am your friend,and I will be here for you no matter what. です。

注目したいのはno matter what の部分。これで「何が何でも」とか「どんなことがあっても」という意味になる表現です。だからここではアマンダが「私はあなたの友達だから、何があってもあなたのそばにいてあげるね」って言っている感じです。その後、即マークを置き去りにしてますけどね、アマンダ(笑)。

このno matter what もいくつか使われるパターンがあるので今日も他の例をドンドン見ていきたいと思います。まずは「ゴシップガール」から21秒辺りです。



ジェニー(テイラー・モムセン)がアッシャーと付き合うのをよく思っていないジェニーのパパ、ルーファスが、リリーにどうしたらいいか相談をしているシーン。ルーファスはジェニーがアッシャーと会うのを禁止したり、携帯取り上げたり色々してるんですがそれでもジェニーはチャットしたり何だり関係を止めようとしないので、そこでルーファスがこう言ってます。「自分の部屋にいながら問題なく恋愛関係が続けられるような時代に、どうやったら子供たちが成長するのを止められるんだろう?」(How do you keep them from growing up when they can have a full relationship from the confines of their own bedrooms?) そして、それに対するリリーの答えが、Well,the answer is you can't. She's gonna grow up no matter what. です。ここのno matter what も上で取り上げた「アグリーベティ」の例と同じように、「どんなことがあっても」みたいな意味なので、リリーは「その答えはね、『止められない』よ。子供はどうあっても成長するんだから」って言っている感じになります。

どんどん行きます。今度は「Lの世界」から2分26秒辺りです。



ジェニー(ミア・カーシュナー)の書いた小説を元に映画が作られることになり、その主役を演じる女優のオーディションが行われます。ディレクターでもあるジェニー以外は、ニキ(ケイト・フレンチ)が主人公を演じるにふさわしいと思ったのですが、ジェニーだけは他の女優を押していて。そこでニキが直接ジェニーにどうしてもその役が演じたいの!って直訴しているシーンです。

そこでニキが言っているのが、このセリフ。My agents already told me that the studio is going to make you hire me no matter what. (エージェントからは、スタジオ(映画会社)はいずれにせよ、あなたが私を主役に選ぶようにさせる、って言われているの。)ここのno matter what も「何があっても」みたいな感じですよね。要はジェニーがニキを選ばざるを得ない状況に、スタジオが持っていこうとしてる、ってことをニキがジェニーにバラしちゃってる感じです。でもニキは「そんな風にはこの役をもらいたくない。あなたに望まれてこの役をやりたいの。」(I don't want that, Jenny. I want you to want me.)って熱弁してます。

使われ方、つかめてきましたか??それではここら辺でちょっと違う用法も見てみます。「グレイズ・アナトミー」から1分9秒辺りです。



メレディス(エレン・ポンピオ)がデレク(パトリック・デンプシー)のことを信じきることが出来ないことが原因で、イマイチ関係が進展しないこの2人。その信頼関係の問題について、口論になってます。家を建ててメレディスと住みたいデレクに対して、メレディスは「どうして私があなたとの家を建てる気にならないか知りたい?あなたのことが信用できないからよ!」(You wanna know why I'm not ready to build a house with you? This is why, because I can not trust you!)って言ってます。それに対してデレクが言ったのがこちらのセリフ。You can't trust anybody! And no matter what I do, you'll always go look for reasons not to trust me.

今回は、no matter what の後ろにI do ってのがくっついてますね。「no matter what ~」っていう形になると、「たとえ何が~であろうとも」みたいな感じの意味になります。what の後ろがあってもなくても、発想は同じですよね?ここではデレクが「君は誰のことも信用できないんだよ!僕が何をしようとも、君はいつも僕を信用しない理由を探し出すんだから」って言ってる感じです。

この用法の他の例も見てみますね。ドラマじゃないけど「エレン・デジェネレス・ショー」から1分26秒辺り。



「How to Talk to Girls」(女の子と話す方法)っていう本を出版した、9歳の作家、アレックス・グレベン君がトークショーに出演した時の動画なんですが、「どんな女の子がタイプ?」(What kind of girls do you like?)って聞かれたアレックス君。「ストレートの髪の女の子。ブロンドの子ね。ダーティブロンドでもいいよ。」(The straight hair girls. Blondies. Dirty blonde is ok.)って恋愛指南書を書いた子のわりに、普通の少年っぽい回答をしてます(笑)。そこでさらにエレンから「ダークブラウンとか黒い髪の子は好きじゃないの?」(You don't like dark brown or black or anything like that?)と聞かれたアレックス君の答えがこちら。I like dark brown or black. Just straight. No matter what the color is, just straight. (ダークブラウンとか黒髪も好きだよ。とにかくストレートなら。髪の色が何であれ、ストレートがいいんだ。)

no matter what the color is ってno matter what の後ろにまたくっついている部分がありますけど、上の「グレイズ・アナトミー」の例と同じ構造ですよね?「それがどんな色であろうと」って感じですね。

さてこうやって見てくると、そろそろもしかしてno matter what だけじゃなく、no matter how とかno matter where とかっていう形になるケースもあるのでは??なんて思ったりしませんか??ということで、ついでにそんな例も1つ見ておこうかと思います。再び「ゴシップガール」から1分39秒辺り。



ナレーターであるゴシップガール(クリスティン・ベル)のナレーション部分です。Thanks Giving(感謝祭)のエピソードなので、ゴシップガールが「私が感謝したいことをリストアップしてみるね」(I'd like to take a moment to list all the things I'm thankful for.)というナレーションになっています。そこでゴシップガールが言っているのが、I'm thankful that no matter how dark things might get, old friendships can still be rekindled. というセリフ。

今度はno matter how の形です。きっともう想像がつくと思うんですが、「no matter how ~」で「どんなに~であろうとも」っていう意味になります。what の時と構造は全く同じ。ただ文脈によって何を使うか、っていうだけの違いですよね。ということでここでは、「どんなに暗いことがあったとしても、古くからの友情はまだよみがえることが出来るってことに感謝!」みたいな意味になると思います。うまく訳せないんですけど、要はどんなにムカつくこととかがあっても、昔からの友情はよみがえる、みたいな感じですかね。

ちなみにこちらの動画にはno matter what のパターンも出てきてます。2分1秒辺り。I'm thankful to know that no matter what they say, you can go home again, whether it's your home or not. (色々言ったとしても、また家に帰ることが出来るんだってことに感謝!それが自分の家であっても、そうでなくても)はい、これも、イマイチうまく日本語に出来ていませんが・・・。翻訳家ってほんとすごいよね。

とまぁこんな感じで、もう言うまでもなくありとあらゆるドラマに頻出のこの表現。ってことは、日常生活でもよく使われるってことですよね。ということで、このno matter 系の表現、例もいっぱい取り上げたので状況を見ながら使い方、是非覚えてしまいましょう!


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2009年5月14日木曜日

We’re going to grab some smokes and some more beers

今日は「The O.C.」です。Maxim という人気男性誌が毎年Hot 100 List といって女性の人気ランキング100を発表して、毎年結構な話題になるんですが、2009年のNo.1は「The O.C.」にアレックス役で出演していた、オリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde)だそうです。彼女、こういうランキングの常連らしいんですけど、でも1位とはかなり意外でした。ちなみに2位は映画「トランスフォーマー」などに出ていたミーガン・フォックス(Megan Fox)で、3位はレオナルド・ディカプリオ(Leonard DiCaprio)の彼女としても有名な、イスラエル人モデルのバー・ラファエリ(Bar Refaeli )だそうです。

今は「House」でバイセクシャルで難病を抱えたドクターの役を演じている彼女。「The O.C.」の役もマリッサ(ミーシャ・バートン)と付き合ったり、バイセクシャルっぽい感じでしたね。そういえば。 でも実生活ではイタリア人の旦那さんと2003年に結婚したそうです。そしてその旦那さんはなんとプリンスの称号がついているそうなので、彼女も理論上はプリンセスの称号がついているらしいです!!この話を「エレン・デジェネレス・ショー」に出た時にしているので、是非聞いてみて下さい。



さて、そんな「The O.C.」から今日取り上げるのは下の動画、1分13秒辺りのこちらのセリフ。




"Hey Alex, we’re going to grab some smokes and some more beers, we’ll be right back."


セス(アダム・ブロディ)が気になっているアレックスの所を訪ねたら、男性が出てきたので戸惑っているシーン。そしたらさらにワラワラと友達がアレックスのトレーラーから出てきて、そのうちの1人がアレックスに向かって今日取り上げたセリフを言っています。

ポイントはgrab という単語。「つかみ取る」とか「(心を)とらえる」とかいう意味で使われる単語ですが、それ以外によく使われる用法として「素早く手に入れる」という意味があります。ここでは「アレックス、私たち、ちょっとタバコとビール、買いに行ってくるよ。すぐ戻るね」と言っている感じなので、ビールとタバコを素早く手に入れてくるね、つまりチャチャっと買ってくるね、みたいな感じで使われていると思います。

これも説明するより色々例を見た方がよくわかると思うので、他の例も見てみます。同じく「The O.C.」から3分54秒辺り。



アレックスが仕事に行かなければいけないので、マリッサがアレックスを職場まで送っていくっていうことになり、そこでアレックスがI'm gonna grab my jacket. って言っています。出かけるので、「ジャケット取ってくるね」って感じですかね。このgrab も急いでジャケット取ってくる、みたいな感じの意味かなと思います。

お次は「Lの世界」から10秒辺りです。



パピ率いるチームとバスケの試合をすることになったいつものメンバーが、みんなでバスケシューズを買いに行っているシーンです。そこでキット(パム・グリア)がどうしても2桁のサイズの靴がイヤみたいで(笑)、なんとかサイズ9を履こうとしてます。そこで店員さんが言っているのが、If it feels really tight, I'm gonna grab you a 10. というセリフ。「これがもしきついようなら、サイズ10を持ってきますけど」みたいな意味ですね。このgrab も奥にある在庫からそのサイズをすぐ持ってきますよ、みたいなニュアンスですね。

とまぁこんな感じでよく使われるgrab という単語。これ以外の用法として「素早く食べる」「素早く飲む」というような意味もあって、例えばWhy don't we grab a coffee or something? (コーヒーか何かでも軽く飲まない?)とか、Why don't we grab dinner sometime? (そのうち、ディナーでもしない?)とか、動画が見つけられなかったのが本当に残念なんですが、かなり普通によく使う表現で、ネイティブの友達もよく言ってます。ちなみにタクシーを捕まえるっていう意味で、grab a taxi っていうのもよく使うかも。Let's grab a cab! (タクシー、捕まえようよ!)とかね。

手に入れるっていう意味でのget に素早く(quickly)という意味がちょっと加わったような意味のこの単語。わたし的には、take とかget とかよりもなんとなくカジュアルな印象があります。使える場面はかなり多くて、ネイティブがよく使うので、バッチリ覚えて是非使ってみましょう!


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